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ソチオリンピックが開幕
2月8日 4時19分

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ロシアで初めての冬のオリンピック、ソチオリンピックの開会式が7日行われ、17日間の冬の祭典が開幕しました。

開会式は2014年に合わせて20時14分、現地時間の7日午後8時14分に始まり、日本時間では8日の午前1時すぎに始まりました。
ソチオリンピックには冬の大会としては史上最多の87の国と地域が参加し、オリンピック発祥の地ギリシャを先頭にロシア語のアルファベット順に入場行進が行われました。
最後から2番目に登場した日本は旗手を務めるカーリング女子の小笠原歩選手を先頭に、日本選手最多の7回目の出場で主将を務めるスキージャンプの葛西紀明選手などが笑顔で入場し、続いて開催国ロシアの230人余りの選手団が最後に会場に入ると、大きな歓声が上がりました。
式では、およそ3000人のダンサーや俳優が出演してロシアの歴史や文化を表現した壮大なショーのあと、ロシアのプーチン大統領が大会の開会を宣言しました。そして、ロシア全土を回ってきた聖火がテニス女子のシャラポワ選手たちによってつながれ、最後はアイスホッケー男子とフィギュアスケート女子のロシアの往年の名選手2人の手で聖火台にともされました。
ソチオリンピックは今月23日までの17日間の日程で7つの競技98種目が行われます。【葛西「鳥肌が立った」】ソチオリンピックの開会式に日本選手団の主将として参加したスキージャンプの葛西紀明選手は、「これまで開会式には1回しか出たことがなく、久しぶりだったので気持ちが入って鳥肌が立ちました。多くの日本選手と握手してみんなのパワーが伝わってきました。みんなに頑張ってほしいという気持ちを込めて手を握り返しました。みんなで頑張っていけるという思いを強くしました」というコメントを出しました。
【高橋成美「寒さも忘れるほど楽しかった」】開会式に参加したフィギュアスケートの高橋成美選手は、「待っている間は寒かったですが、その寒さも忘れるほど楽しかった。あすからまた頑張れそうです」と話していました。【ハプニングも】ソチオリンピックの開会式の冒頭、会場の中央で、雪の結晶をかたどった5つの電飾が広がって輪になり、オリンピックのシンボルマークを表す仕掛けが登場しましたが、このうち最も右側の1つが予定どおり広がらないハプニングがありました。その後、4つの輪に遅れる形で最後の1つもきれいな輪になりましたが、その前に画面は別の映像に切り替わり、国営のロシアテレビでもいったんは「輪になりませんでしたね」と残念そうに伝えていました。
これについて、AP通信など一部のメディアでは、4つの輪だけが広がった当初の様子を写真付きで速報で伝えたほか、インターネットの投稿サイト、ツイッターでも話題になるなど、ちょっとした騒ぎになりました。

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