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フリーで計9発!阪神・隼太&森田、掛布DC直“電”で即結果

特集:
2013ドラフト会議
伊藤隼は鶴(左)から左翼へ4発。掛布DCのアドバイスが効いた!?(撮影・白鳥恵)

伊藤隼は鶴(左)から左翼へ4発。掛布DCのアドバイスが効いた!?(撮影・白鳥恵)【拡大】

 事実、その声を聞いた隼太はチーム宿舎内の室内練習で休日返上の打ち込みを行い「いい感じを取り戻しました」。間違いなく掛布効果だ。

 若手アピールの気配に、和田監督の気分も少しはマシになったことだろう。前日は明らかに不満の表情だった。

 「若い選手がどんどんこないといけない時期なのに、第1クールは物足りない」

 アピールが伝わってくるのは、福留であり、新井であり、鳥谷だった。最初からベテランが目立つ状況は、沖縄へ大量に連れてきた若手の力不足を示す。黒田ヘッドコーチを安芸へ派遣しての大幅入れ替えすら示唆していた。

 インフルエンザ蔓延…。暗いムードを吹き飛ばせるのは、ヤングパワーだ。浜風アーチを大げさではない、といえる日が一日も早く来てほしい。

★掛布DCとチルドレンVTR

 昨年11月30日、掛布DC宅に森田、伊藤隼が招かれ、打撃指導を受けた。翌日(12月1日)からポストシーズンとなり、コーチなどの指導が禁止になるためで、閑静な住宅街で掛布DCの熱血塾が開講された。「12月、1月の2カ月間というのは大切になってくる。伊藤隼も森田も来年が勝負。本人たちも自覚していると思う」とハッパをかけた。

春季キャンプ日程へ

(紙面から)