- [PR]
ライフ
【書評】『言いがかり国家「韓国」を黙らせる本』宮越秀雄著
2014.2.8 11:00
証拠揃えた上で根気強く主張
2013年2月に発足した朴槿恵(パク・クネ)政権は反日強硬姿勢を強めたまま、現在に至っています。政権発足から約1年が経過したにもかかわらず、日韓の首脳が会談を行っていないのは異例とも言える事態です。その背景には「従軍慰安婦問題」「靖国神社問題」「竹島問題」「旭日旗問題」など日韓間のさまざまな問題があることは明白でしょう。
これらの問題をめぐる議論は盛んに行われていますが、異なる立場の意見を主張するばかりで噛(か)み合わないという状況が多々見受けられます。
本書の著者は、かつて食品宅配会社のコールセンター長を務め、クレーマーと対峙(たいじ)してきた人物です。著者はそのやり取りの中で「言いがかりをつけてくるクレーマーには韓国や中国に似ている部分がある」と思うようになりました。そして日本政府が過去に行ってきたような一時しのぎの謝罪は相手を引き下がらせるどころか、増長させる結果になることに気付き、「言いがかりをやめさせるためには、毅然(きぜん)とした態度で根気強く、証拠を揃(そろ)えた上で日本の主張をできるだけシンプルに繰り返していくしかない」という結論に至ります。
本書では、日韓間で締結した条約や過去の首脳の発言、政府の方針などの証拠を示しながら、韓国の批判への反論方法を解説していきます。
このテーマに関心がある人はもちろん、政治色が強いからとこの問題を避けていた人、理解しているつもりだったけど曖昧な部分が残っている人などにもお薦めできる一冊です。(彩図社・1260円)
彩図社編集部 本井敏弘
関連ニュース
- [PR]
- [PR]