亀田大毅 騒動後、初の公の場も会見中止で怒号
2013年12月26日 19時58分
IBF世界スーパーフライ級王者の亀田大毅(24=亀田)が26日、都内で初主演映画「ヒットマン」(来年1月4日公開)の舞台あいさつに登場した。
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大毅といえば、3日に行われたIBF・WBA同級世界王座統一戦で敗北したばかり。試合前のルールミーティングでIBFは「大毅が負けたら空位」と説明していたが、試合後になぜか王座が保持されることになったため、問題となっている。
今回、大毅が公の場に姿を現すのは騒動以来。それだけに多くの報道陣が集まった。観客席には父史郎氏(48)と三男の和毅(22=亀田)の姿も見えた。
黒のジャケットに蝶ネクタイ姿で現れた大毅は意外にも笑顔。最初に「みなさん、こんばんは」とあいさつした後、次のように語った。
「初めて映画に出させてもらいましたが、緊張つもしなかった。セリフを覚えるのが大変でしたね。でも役に溶け込んでいって、すごくいい映画になったと思う」
だが、今回の騒動についてはまったく言及せず。囲み取材も急きょ中止になり、一部テレビ局関係者から「囲みをやらないなら来た意味がないだろう」と怒号が上がる一幕もあった。
今回の騒動を問題視する日本ボクシングコミッション(JBC)は、亀田ジムを再聴取した後で来年初めにも厳しい処分を下す意向だという。初主演映画の舞台あいさつという華やかな席だったが、重苦しい空気だけが漂っていた。
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