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シベリア 邦人研究者ら吹雪で立往生
2月7日 8時27分

ロシアのシベリアで、日本人の研究者らを乗せた車が吹雪のため動けなくなり、現地の気温が氷点下30度を下回るなか、ロシア非常事態省が救助隊を派遣しました。

ロシア非常事態省によりますと、6日夜、シベリアのサハ共和国北東部の山間部から「車が吹雪のため立往生している」という通報が衛星電話で寄せられました。
通報したのは、アメリカのアラスカ大学に所属する吉川謙二教授とロシア人の研究者の2人で、永久凍土を調査するためサハ共和国の中心都市ヤクーツクから北東におよそ1000キロ離れたシベリアの山間部を訪れていたということです。
吉川さんたちの車は雪道に強い4輪駆動車で、予備の食糧や燃料もあるということでしたが、気温が氷点下30度を下回っており、非常事態省は、およそ100キロ離れた近隣の村から現地に救助隊を派遣しました。
ハバロフスクの日本総領事館も非常事態省と連絡を取って、現地の状況について確認を急いでいます。

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