ダウンロードした、vidalia-bundle-0.1.1.25-0.0.9.exe を実行すると、上の左側の画像、インストールウィザードの開始画面が表示されるのでNEXT
をクリックします。次の画面、上の右側の画像が表示されるので赤枠で囲んだ部分を確認してNEXT をクリックし、次の画面、下の上段左側の画
像で、Install をクリックします。下の上段右側の画像、インストール状況画面が表示され、終了すると下の下段左側の画像、インストール完了画
面が表示されます。赤枠内のチェックを確認し、Finish をクリックしてインストール作業は完了です。Vidaliaのダウンロードは、フリーソフト Part3
厳選フリーソフト紹介 を利用して下さい。

Vidaliaのインストールが終わったら、Internet Explorerを起動して、ツールバーのツール → インターネットオプションをクリック。 インターネットオ
プションウィンドウの接続タブを開き、LANの設定ボタンを押してローカルエリアネットワークの設定ウィンドウを開きます。 プロキシサーバー項目
の 『 LANにプロキシサーバーを使用する(これらの・・) 』 にチェックを入れてアドレス枠に 『 localhost 』、ポート枠に 『 8118 』 と入力します。OK
を押してウィンドウを閉じれば設定は終了です。通知領域のたまねぎライクなアイコンがVidaliaのもので、稼動していなければアイコンの右クリッ
クメニューのStartでスタートさせます。同様にＰアイコンがPrivoxyのもので、稼動していなければアイコンの右クリックメニューのEnableでスター
トさせます。Torに関しては、Vidaliaアイコンの右クリックメニューのConfigureをクリックし、Settingsウィンドウを開き、Generalタブの赤枠の部分を
確認してください。

設定が完了すると、Internet ExplorerにTorが組み込まれ、匿名でのブラウジングができるようになります。匿名でのブラウジングが上手く出来て
いるかは、確認君 にアクセスし、参考画像の赤枠の部分を確かめてみてください。

TorとはP2Pの匿名Socksプロクシシステムで、設定さえ済ませれば使用不能になる事もなく半永久的に利用できる上、ブラウザ以外のメッセンジ
ャーソフトやファイル共有ツール等も、Socks設定の変更をすることで、匿名での利用を可能にします。他にも、見せ掛けのIPアドレスが一定時間
毎に変化する等の特徴を持っています。このように利用価値の高いTorですが、複数の操作が分かり難いツールを使い、設定ファイルを書き換え
組み合わせて使うTorを初心者が利用するのは困難です。 しかし、VidaliaのBundle版は、TorやPrivoxyも同時にインストールでき、難しい設定も
ないため、初心者がTorを簡単に利用するには欠かせないツールと言えるでしょう。ただし、Vidaliaを稼動させてのブラウジングは当サイトでの検
証結果、かなりパソコンの動作が重くなってしまいました。 この点を考慮すれば、ユーザー自身の必要に応じて使い分けるようにするべきかも知
れません。 また、ブラウザ以外のツールでTorを利用する為には、Vidaliaアイコンの右クリックメニューの、Configure → Advancedタブで、ポート
設定を確認して利用したいツールのSocks設定を変更することで使用可能になります。