俺と日本の友人は誰も歴史を否定していない。「慰安婦がいなかった」とも言ってない。韓国人は「慰安婦は強制的に性奴隷にされた」といい、俺たちは「慰安婦は強制されていない。性奴隷でもない」と訴えているんだ。フランスでは一方の見方だけが許可されて、他方の見方を示すのは法律違反なのか? 三大精神が聞いてあきれるぜ。
今回の漫画祭で、どれだけひどい「日本叩き」「日本人差別」が行われたか、もう1つ、事例を挙げておこう。
日本の新聞記者がプレス専用の控室に入ろうとしたら、入り口で警備員に止められて「お前は日本人か?」って聞かれたというんだ。記者が「はい、日本人です」と言うと、警備員は、主催者側に問い合わせたという。これが、どういうことか分かるか? 日本人であれば誰でも分け隔てするってことだぜ。まったく、フランス万歳だ。
こんな卑劣な嫌がらせに負けちゃダメだ。韓国のプロパガンダにも負けちゃダメだ。黙っていないで、慰安婦に関する、すべての証拠・事実を明らかにして、世界に向けて発信していくべきだ。絶対にあきらめるな。
親愛なるみなさんと貴国に神の祝福がありますように。米国に神のご加護がありますように。
では、また会おう!
■トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを定年退職後、さまざまなニュースについて動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。