あまり知られていない地元の隠れた魅力を知ってもらおうと、和光市で3月、市民参加型イベント「和光探検博覧会・和こたん」が開かれる。「埼玉都民」が多いベッドタウンの同市。実行委員会は「ホームタウンとして好きになって」と参加を呼びかけている。

 昨年に続き2回目。市内の各店舗や施設などが体験交流型の有料プログラムを1カ月に渡って開催し、参加者に魅力を肌で感じてもらおうという趣向だ。

 東京都に近い同市は都心に通う市民が多く、地元に関心が薄いとされる。だが、人と人の絆がクローズアップされた東日本大震災以降は市の意識調査に「地域に興味を持っている」と答えた人が8割もいた。