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┗889.水魚の交わり (背/R18)(18-22/96)

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18:高尾和成
2013/12/21(土) 14:42

赤司なら、女の子になれる薬とか作れると思うんだ。そしたら俺、キヨさんの隣に堂々立てる。誰にもとられたりしない。取られる不安がなくなる。家族になれる。そんな気がする。って言ったらあの人は困るだろうな

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19:宮地清志
2013/12/21(土) 19:23

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20:高尾和桜
2013/12/22(日) 09:25

女の子になりたいって言ったら、ならせてくれた。
和桜(かずさ)って名前も、キヨさんがつけてくれた。
コロコロ姿変えてばかりなのに許してくれてありがとう。だいすき

日記の最初、編集しなきゃな

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21:宮地清志
2013/12/22(日) 17:57


削除済み

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22:高尾和桜
2013/12/23(月) 01:42

昔、昔、心に傷を負った女の子がいました。傷が痛くて毎日毎日消えたい、いなくなりたいと泣いていると、ある男の子が側に来ていいました。
「僕が君を守ってあげる。君が好きだから信じてほしい」と

ですが、彼は一流のスター、女の子はただ彼のファンだった一般人。人に認められた恋ではありませんでした。それでも、確かに幸せで、それがずっと続くのだと思っていました。彼に名前を呼ばれること、こっそりと言葉遊びをすること、すべてが幸せだったのです
「好き」と言えば、「好き」と返ってくる。それが堪らなく嬉しかったのです。
彼女は、彼の側にいるためにお医者さんにかかる決意をしたのです。病気の不安や、泣き言、みんなには言えないけれど、彼にはすべて打ち明けていた。自分がどんなことをされたのか、薬を飲むのがこわいことも、すべて隠さず、打ち明けたのです。
彼もそれを受け入れようとしてくれていました。流星群を見ながら電話したり、クリスマスには向こうの地元でデートをして、可愛らしいお財布をくれました。

ですが、彼の親友や、周りのスターたちはいいました。「あんな重たい面倒な子は捨てるべきだと」



女の子は、その日、親戚との集まりにストレスを感じ、涙が止まらなくなって彼に電話をしました。「うざい。かけてくんな。×す」そう言って切られたあと、出会った場所にいってみると、自分のところには誹謗中傷の手紙がたくさん。

彼が、言ったのです。
「あいつが寄りかかって依存するから俺は壊れた。」と

彼にしか話していない病気のことをすべてばらまかれました
女の子は居場所を追われ、その場所には近づかなくなりました。

その日から、こわいのです。いつかまた、そう言われるのではないかと思って怯えています

心に傷を負った女の子のお話

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