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柏崎刈羽原発 17日にも初の断層調査2月7日 5時09分
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新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所で、断層の活動状況を調べるため、原子力規制委員会は、今月17日にも初めての現地調査を行うことを決めました。
調査次第では、運転再開の前提となる規制委員会の安全審査が長期に及ぶ可能性があります。
東京電力は柏崎刈羽原発の6号機・7号機の運転再開を目指して、去年9月、原子力規制委員会に安全審査の申請をしましたが、6号機・7号機などの原子炉建屋の直下には断層23本があり、規制委員会は審査の中で東京電力に追加調査を求めていました。
これに対し東京電力が、大規模な追加調査の計画を示したことから、規制委員会は、断層の活動状況を調べるため計画の妥当性を確認しようと、今月17日にも、初めての現地調査を行うことを決めました。
現地調査では、規制委員会の島崎邦彦委員が、東京電力が計画している直径4メートル、深さ最大30メートルの大規模な縦穴の掘削現場などを2日間にわたって確認する予定です。
柏崎刈羽原発を巡って、東京電力は、新たな事業計画で、ことし7月以降、順次、運転を再開させると仮定し、収支の見通しを示していますが、追加調査には少なくとも数か月かかるとしていて、規制委員会の調査次第では、運転再開の前提となる審査が長期に及ぶ可能性があります。
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