有益な議論で進む日本政治

今日は改憲が話題になる中での憲法記念日であるが、テレビの憲法記念日特集のような番組が見るにたえないのでテレビを一切拒否している。

私は憲法や法律学に関しては基本的な土台知識しかないが、それでも酷いとわかる。

護憲派は言うまでもなく最低なのだが、改憲派もまたしかりである。

護憲派は空想をひたすら言うだけ、そして改憲派は憲法が何であるかを全く考えずに自分のイデオロギーを何でも憲法に書き込もうとするだけである。

そもそも、日本国憲法、大日本帝国憲法を理解せずに憲法を議論する連中が多すぎる。

しかし、これは無理のないことなのかもしれない。

日本にはほぼ憲法学者はいないからである。

東大をはじめとする憲法学者どもは日本国憲法は絶対的に不備がなく正しいとのお粗末な認識のもとに不毛な議論をする連中であり、基本的にこの認識を逸脱した憲法学者は学界ではやっていけないらしい。

彼らは憲法学者ではなく、宗教家である。

全うな意味での憲法学者であり、おそらく憲法を正確に論ずるだけの知識があるであろう人は私の知る限りでは、倉山満氏と竹田恒泰氏くらいしか思いつかない。

今の変な改憲論しか語られない現状では、9条2項削除とあの醜悪な前文の一先ずの破棄だけしかやってほしくない。

日本ははやく憲法学者を育てなければ！

1. 2013/05/03(金) 14:51:22|
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