A国とB国の間の通商交渉において、B国の輸入関税が5%であり、A国の関税が10%であれば、
A国は圧倒的に優位に立つ。
A国の輸出品100万円は105万円でB国で販売できるが、B国の輸出品100万円は110万円でA国で販売される事になる。
A国が強硬な国で、B国の弱点を握っていれば、こうした関税問題等の外交・貿易上の「利益」が得られる。
ロシアの前大統領が北方領土に上陸し、ロシア国会議員団が北方領土に上陸を行う、イヤガラセは、過去、繰り返されてきた。
中国が尖閣諸島への領海侵犯を行い、防空識別圏を一方的に決定する、イヤガラセは、過去、繰り返されてきた。
韓国が米国内で従軍慰安婦像を建設し続け、米韓首脳会談、国際会議において韓国大統領が従軍慰安婦問題に言及し続ける、イヤガラセは、過去、繰り返されてきた。
A国=ロシア・中国・韓国が強硬な国で、B国=日本の弱点を握っていれば、上記のような関税問題等の外交・貿易上の「利益」が得られる。
「目的」は、そこにある。
外交とは、相手国の、イヤガル事を行う事である。
その事によって、利益が得られる。
それが国際政治の現実である。
安倍首相が、靖国神社に参拝した。
第二次世界大戦中の日本軍の行為を正しくなかったと認識している者にとっても、靖国神社を廃止し国営戦没者墓地を創るべきだと考えている者にとっても、天皇制は廃止すべきだと思っている者にとっても、上記の外交上の常識・国際政治の現実から考えた場合、首相の靖国参拝は必要不可欠の政治行動としか認識されない。
靖国神社を廃止すべきと考える事と同時に、首相の靖国参拝は正しいと考える、その逆説=パラドックス=矛盾の「共存」が常識であるのが外交・政治である、その事の認識が欠落している者は、政治的な「子供」でしかない。
日本が中国・韓国に対し、今後も取るべき、外交戦術。
詳細は、メールマガジン版オルタナティヴ通信、11月号(2012年)、
「竹島奪還のために日本が韓国に対し取るべき、非・軍事戦略」
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