ヤンゴンから80kmのバゴー管区に 9月から工事着手
ビジネス、観光での訪問者が急増中のミャンマーに新国際空港が建設される。
ミャンマー中央部の
バゴー管区ハンタワディに、新しく国際空港が建設される。工事は10億USドルの予算で9月から始められ、
2017年に完成する予定だ。
ハンタワディ国際空港建設の計画は、すでに1996年から始められていた。しかし、プロジェクトを担当していたマレーシアの企業の倒産等、さまざまな理由により実現されずにいた。このプロジェクトがようやく完成に向けて再始動した。
収容力と新設備を備えた新国際空港 ヤンゴン空港の整備も
新国際空港は、ヤンゴン、マンダレー、ネピドーに続く、ミャンマーで4つめの国際空港となる。
民間航空局(DCA)の報告によると、プロジェクトを進める建設業者は30社からのプレゼンテーションによって選ばれた7社。
今後さらに審査があり、官民パートナーシップ(PPP)とジョイント・ベンチャー・ビルドオペーレート・トランスファー(BOT)のシステムにのっとり、正式な入札を決定する。
新国際空港にはエアバスA-380や貨物航空機が発着する。年間乗客数は1,200万人と見込んでいるが、3,500万人まで対応可能ということだ。
ハンタワディ国際空港の工事と同時期に、ヤンゴン国際空港もリニューアル工事を行う。施設の改修と新たな機能を備え、現在の年間旅客数270万人を600万人まで引き上げようという意向だ。

Global Times
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