内閣府のスリム化を検討
菅義偉官房長官は5日の記者会見で、経済財政や沖縄・北方、男女共同参画、宇宙政策など多岐にわたる分野を所管する内閣府のスリム化を検討する意向を示した。「組織が非常に複雑になっている。今のままでいいとは思わない」と述べた。
自民党は既に、内閣府の業務見直しを党内で議論する方針を決めている。菅氏は「政府として考える必要がある」と言及し、自民党の議論を踏まえながら政府内で検討を進める考えを示した。
内閣府は総理府や経済企画庁、沖縄開発庁などを統合して設置され、複数の省庁にまたがる政策の立案や調整を担うが、自民党内からは「組織が肥大化している」との指摘が出ている。
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