信心の王者たれ!

2013-04-13

NHKスペシャル 佐村河内守ドキュメンタリー 再放送を観る

今回は、身内もすべて観た。


身内の見方は、私よりもかなり手厳しい。

そういう見方もありだなと思った。

目についたのは、マイナス面だったのかなと思えてくる。映像クリエイタ―指向の持ち主ならではか。


視聴者のターゲットの絞り方。知らない人、それも音楽の教養のない方へむけているので、創り手には参考にならなそう。

とりわけ楽曲の説明。音楽学の典型例ともいえる後付けの説明。坂本龍一が述べるような音楽の勉強とは違うだろうといったような。

ただ、聴きながら直感で、過去からの自由自在な引用、組み合わせ方のオリジナリティは感じていて、野本氏の西洋音楽史のあらゆる音楽に精通しなければ交響曲第1番"HiROSHiMA"は書けないには頷いていたことは綴ろうと思う。


レクイエム。お互い意見が一致したのだけれど。クライマックスの展開が、ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番のフィナーレの終わりに似ているとか。いろんな引用、インスパイアが垣間見えるのだけれど、ああいうまとめ方は氏ならではだと改めて思う。

自伝に綴られていたエピソードにも触れながら見ていたのだけれど。例えば、打ち込みを2週間足らずでマスターしたり、超人的速さで、頭の中の総譜を紙に書いたエピソードとか。今日は、鬼武者発表記者会見のシーンでかかっていた。RiSiNG-SUN 2nd Movementから。

D

ドキュメンタリー見た方ならどの辺りが掛かっていたかわかると思う。冒頭は間違いなく流れていたと思う。


この番組を見て感じたことがあれば、今回も語り合いたいと思う。というわけで御意見・御感想募集中。ただし、いつも通り無名、ステハン、捨て意見は即スパムとして報告削除するので、ご注意を。

その他注意点は、佐村河内守関連のコメントに関する注意書きに書いた通り。

現在コメントを頂いているのは、オンエア後で、BBSを含めて3名。1人は、当ブログ上で胡散臭いと述べた方。他の2人は、BBSにて。該当コメントは、P.S.にてリンクを啓示。

P.S.苦言が来ているようなので、こちら宛てに来ているコメントをすべてリンク致します。

ブログにおいて、放送中に胡散臭いと書かれたコメントは、

佐村河内守のコメント33番目。私自身のリコメはその次34番目。

私自身の率直な感想は、NHKスペシャル 佐村河内守ドキュメンタリーを観る

BBSで現在頂いたコメントは、

【生還】信心の王者たれ ver_2@鯖板出張所【脱線上等】 - 創価の鯖板(必ず「ルール」を熟読し、厳守してご参加ください)

DonZinoDonZino 2013/04/16 11:03 重箱を突つくような評論はやめましょしょう。
先入観を持たず良いか悪いかではないでしょうか?

kasiinikasiini 2013/04/16 14:18 DonZinoさん、はじめまして。宜しくお願い致します。

この感想は、私自身と言うよりも、一緒に見ていた身内の感想が9割だったりします。

私自身は、手に入るような論評は一通り見ていて書いている場合が多いのですが、私の場合は、興味を持ったのは、IQ180でモーツァルトよりも高い知性がキッカケであったりします。なぜヴェーベルンやブルックナーよりも高いのか、この問いに対して答えてくれるものは、誰からもの納得のいく答えは得られませんでしたね。調べるよりも、まず聴こうで、交響曲第1番を買ってお蔵入りにしていたのを、昨年夏に聴き感服。この流れでその所以となった鬼武者のサントラを落札。改めてじっくりと聴き入っています。

むしろ身内の方が何にも知らない状態で見ていて、記事には書きませんでしたが、苦闘を描くには、長さが短すぎるというどうしようもない言葉も発していたくらいです。
もともと映像クリエイタ―志望なので目につくだろうと思っています。その辺は、自伝を読んだ人であれば、補完はできますが、作り手としてのクリエイティビティと言う視点であれば、私には否定はできないものでした。
身内に関して言えば、ファンでもアンチでもないことを付け加えておきますね。
身内からすべてを描くには時間が短すぎるという点で悪いとなるでしょう。

この点で言えば、見れば胡散臭いと言っているような2ちゃんねらーからみれば真っ当な考えのように思います。

私自身の感想は、3.31の放送の時に観ていて、その時の感想も綴っています。

その時の感想も記事にしていて、
http://d.hatena.ne.jp/kasiini/20130401/p1
私自身は、結構好意的だと思っています。
2ちゃんねらーが、こんなリンクも張っていたので比較して読んで下さい。このリンクは、もっと重箱を突くような言葉で書いていますよ。

http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2013/03/nhk-3dfb.html

私自身、プロではないけれども作り手でありたい。本当にプロットもしっかりしていて、人を湧かせるものは何だろうと言う追及がこういう形ででていると思って下さい。私は人の評論は良くも悪くもよくみる人間ですが、演奏は参考になることが多いにしても、評論家によって良い作品なのに消された例も良く見ていて、楽曲の評価に関して言えば、評論家の言い分はあてにしていません。生前・死後に宣揚する人々がどれだけ表れるかで評価が定まるものだと考えています。
映像ではないですが、鬼武者や交響曲第1番"HiROSHiMA"の楽譜を楽譜読めるようになったらしゃぶりつくすように読んで血肉にしたいと思っているくらいです。コロンビアや指揮者演奏歴のある楽団に申請してレンタルできたら奇跡だと思いますが。

鬼武者も感想を書こうと思っていて、誤って消しています。振り返ると自分の言葉になっていないなと。自分の言葉で書けるまで書かない予定ですが、これも見事な作品です。

こういう人間なので、笑ってみてやってください。2chのような無意味・無価値なことはしませんし、自分の中で納得すれば終わることですから。

イプシロンイプシロン 2013/04/17 15:28 カッシーニさん、こんにちわ。

少し前に私とコメでやりとりしたこと気にし過ぎないでくださいね。
>自分の言葉で書けるまで書かない予定ですが――
とありますが、書かないと、語っていかないと、自分の言葉で語れるようになれないのが事実だという部分を見落さないでくださいね。
脳内で思考だけするのと、現実に実際に五感を働かせることは明確な違いがあり、もちろん後者こそが大切ですからね。
「心地を九識に持ち修行をば六識にせよ」が一番正しいのです。恐れずに自己表現してください!^^
私はいつでも応援していますよ。ええ、口は悪いですし、たまーに言い掛かりをつけますが、それは気にせず(あーまた戯言いってるわ・・・と受け取って)前に進んで欲しいのです。

kasiinikasiini 2013/04/17 18:06 イプシロンさん、こんばんは。

今週月曜に誤って削除した言葉、8-9割、あまく採点して6-7割引用だなと。
Rising sun 1st Movementの解説は、頑張れば図式化が可能なのですが、それもあまりうまくいってはいません。2nd,3rdは、文章が極端に短いので、かなりのリライトが要求されますね。さすが、氏と親交のある作曲家にして初演指揮者が書いた文章と言えますね。ただ、打ち込み曲で、Risin-sunに関する言及もあるので、それらも含めて、リライトする形になると思っています。
現状ポータブルオーディオ紛失で聴く時間が絶対的に足りないので、月末にできればケータイをiPhoneに変えようと思っています。
具体的には、主題労作のトレース、主要メロディの対斜をピックアップしていくと思います。
改めてこれだけのパートを轟音の中で同時進行できた氏に感服です。

通りすがり通りすがり 2013/04/21 01:29 敢えて、胡散臭いなどと書いて見せる主さまの神経がわからない。
主さまのも胡散臭いと主ってらっしゃることがうかがえ、正直読んでいて気分が悪いです。
無名時代、模倣の作曲家として嘲笑されていたマーラーや、他人の酷評に左右され改定し続けた弱虫のブルックナーのほうが、よっぽど胡散臭いです。

kasiinikasiini 2013/04/21 09:37 はじめまして。宜しくお願い致します。
まず、あなたをどうお呼びをすればよろしいでしょうか、非常に悩みました。
なぜなら佐村河内守氏関連は、ファンと言いながら汚いコメントを書くものが多いので、注意書きまで記事にしてコメントが来そうな記事にはリンクをつけて、その上でコメントが来そうな記事には、名無し及びそれらに類するようなHNを書いている方は、原則としてスパム報告をしたうえで削除を問答無用でしております。例えば、通りすがりと書いた方も無名と同様ステハン扱いとしていますが、書いた内容を見て承認させて頂きました。

どう考えているかすべては推測できませんが、貴方が不快に感じていらっしゃること一点目は、

この記事で書いた
>ブログ上で胡散臭いと述べた方。
に関してでしょう。

それらしきコメントが来た記事。長くなりますが全文転載致します。
http://d.hatena.ne.jp/kasiini/20120827/p1

下から2番目
おなかはたや
なんか胡散臭いんだよね売り出し方が。

この時の私の返答。
kasiini
おなかはたやさん、はじめまして。よろしくお願い致します。ステハンを承知の上で、承認致しました。

氏は、全聾であることを表明することを拒み抜いた。同情票がつけられることを嫌うのは、ベートーヴェンをはじめ、名を遺した作曲家の多くが述べています。氏が抱えている頭鳴症。調べるとわかりますが、世界で最も自殺率の高い病でもあります。今までできたことが突然できなくなくなったら、多くの方は絶望し、その後、時には人に助けを借りながら立ち上がっていく。そうして生きていること自体が、奇跡そのもの。だから人は、氏を「奇跡」の作曲家と思うのだと思います。

私も、氏から比べたらはるかに軽いけれど、手帳制度で護られない、しかし日常生活に支障になる障害を抱えて生きています。

私は、去年の今、絶望の底にいました。4日間計4時間の睡眠でそれ以外はすべて仕事、それ以外の2日間も20時間は仕事。何もかも信じられなくなったこともあります。いまようやく突破口が見えつつある状態ですが、闇の中に光はある。深い闇のなかであれば、小さな光も、希望になることを教えて頂きました。
今書いた言葉をそのまま氏は、音楽にして下さったことに感謝しています。人の闇を知り乗り越えようとするとき、その凄さに気づきますよ。

この時書いたコメントは、タイプミスを犯していますので、一部修正をしています。
貴方も、私もタイプミス癖があることはコメントを見て確認しています。例えば、
>主って は、
仰って

の間違いですよね?



>胡散臭いなどと書いて見せる主さまの神経がわからない。
私自身は氏の人生を胡散臭いと思っていませんし、かといってアンチのコメントも内容次第でネタにしています。逆に氏のファンでiQ180の天才と書く方もいますが、ではなぜ氏はその知性が賞賛されるのでしょう。その理由を応えてほしいものです。ステハンの可能性も○○芸大卒とか書いている人物が最も知っていてよいものの、そういったコメントには、誰も答えはしなかったですね。私は残念でしたよ。なので、さめよえるクラヲタ人を綴っていているyokochanさんといった素直に感動したと言った言葉以外、正直返事をするのも嫌になったこともあるくらいです。
炎上して閉鎖したブログがあることも確認しています。

さて私は、別に感想を書いています。最初の放送の後に。
http://d.hatena.ne.jp/kasiini/20130401/p1
私自身、自伝も読んでいて、胡散臭いと思ったことはないと断言致します。

その上でアンチもあげたのは、ON AiR中〜後最初のこめんとであったので、率直にあげました。私自身はアンチだからと言ってコメントによっては、私が見聞した内容から釣りだろうとコメントは書いても来ました。
勘違いされたか具体的にはわかりませんが、この記事の文章も修正をさせて頂きました。具体的には、追記にて、この放送前後の該当コメントリンクを啓示致しました。

>無名時代、模倣の作曲家として嘲笑されていたマーラーや、他人の酷評に左右され改定し続けた弱虫のブルックナーのほうが、よっぽど胡散臭いです。

マーラー、ブルックナーの生涯は、私もさっとですが見ています。
ユダヤ系と言うのは、当時のオーストリア=ハンガリー帝国では良くも悪くも財界、芸術、床屋以外の仕事以外の仕事が出来ない差別を受けてきた現実があることを抜きにして語るのはどうでしょう。ブルックナーの生涯は非常に奇異ですが、実際に初演の際には、どんどん客が去り落胆したエピソードがあり、その後強迫神経症に陥った形跡があるので、改訂癖はおかしいと思いません。自信満々にしか聴こえない曲想とは対照的に、批評を受けた時、言葉で返せなかったことや、死体を見るのがやたらと好きと言ったエピソードを見ると、私と同じ広汎性発達障害を持っていたようにも思います。そう考えれば、個人的には胡散臭いと思いませんでした。
個人的には、何もかも自分の良いように事実を捻じ曲げたR.ヴァーグナーやシュトックハウゼンの方が人格的には遥かに胡散臭いと考えています。そうなった原因は、サイコパスこと反社会性パーソナリティー障害を持って克服することなく死ぬ時まで生きたことに由来するでしょう。

大変長くなりましたが、コメントは以上になります。長いので、時間が空いていて、なおかつ心が落ち着いている時に、お読みください。コメントありがとうございました。

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