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マネーロンダリングで略式命令
02月04日 09時23分

マネーロンダリングで略式命令
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名古屋市に住む、フィリピン人の英会話講師が、インターネットバンキングの不正送金グループによるマネーロンダリングに関わったとして、犯罪収益移転防止法違反の罪で罰金30万円の略式命令を受けました。
略式命令を受けたのは、フィリピン人で、名古屋市内の英会話教室に勤務するラモス・エドモンド・ジュニア・アスペリア講師(32)です。
去年10月、自分の口座に振り込まれた、犯罪収益の一部を引き出し、海外送金のサービス業者を通じて、約38万円をロシア国内に送ったなどとして犯罪収益移転防止法違反の罪に問われました。
これまでの調べによりますと、振り込まれたのは、インターネットバンキングの不正送金グループが、神奈川県に住む女性の口座から引き出した資金と見られ、講師は「見ず知らずの人物からメールで依頼された」と供述しているということです。
こうした、マネーロンダリングの方法は「マネーミュール」と呼ばれています。
講師は、3日、略式起訴されて、名古屋簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けました。