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      工場爆発事故で書類送検

      工場爆発事故で書類送検

      おととし4月、北九州市若松区にあるコークスを生産する工場で爆発が起き、作業員の男性が死亡した事故で、警察は、ボイラーの点検前にガスを抜く作業を怠ったなどとして、作業の管理者など2人を業務上過失致死の容疑で書類送検しました。
      書類送検されたのは、北九州市若松区の「日本コークス工業(にほん)北九州事業所」で作業の管理をしていた50歳の元部長と、現場の責任者だった60歳の元作業長の2人です。
      この工場では、おととし、4月、ボイラーの点検作業中に、配管の中にたまった可燃性のガスが、別の工事で出た火花で引火して爆発し、吹き飛んだ部品にあたった42歳の男性が死亡しました。
      警察によりますと、ボイラーの点検を行う前には、配管に残ったガスを窒素などを注入して完全に抜く必要がありますが、2人は、点検前にこれを怠った上、配管のバルブを閉めなかったためガスが漏れ出た状態でした。
      さらに、2人は、すぐ近くで火花を伴う工事が行われていることを知っていたということです。
      このため、警察は、爆発は、十分に予見出来たとして、2人を業務上過失致死の容疑で福岡地方検察庁小倉支部に書類送検しました。警察の調べに対して、2人は、容疑を認めているということです。社員が書類送検されたことについて、日本コークス工業は、「ご遺族や関係者の皆様に改めておわび申し上げます。安全対策を徹底するとともに再発防止に全社を挙げて取り組んで参ります」と話しています。

      02月06日 18時52分