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1号格納器さらに汚染水漏れか
1月31日 5時15分

1号格納器さらに汚染水漏れか
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東京電力福島第一原子力発電所1号機では、メルトダウンした燃料がある格納容器から汚染水が漏れ出す様子が去年初めてカメラで捉えられましたが、カメラが捉えた場所以外にも漏えいか所があるとみられることが分かり、東京電力は範囲を広げて詳しく調べることにしています。

福島第一原発の1号機から3号機では、メルトダウンした燃料を冷やすために入れた水が汚染水となって事故で壊れた格納容器から漏れ出し、建屋などにたまっていて、漏えいか所を見つけて塞ぐことができるかが大きな課題になっています。
このうち1号機では去年11月、格納容器の下部の破損した配管などの2か所で汚染水が漏れ出しているのがロボットを使った調査で初めて見つかりました。
東京電力が撮影した映像などを基に調べたところ、漏れている水の量は1時間当たり最大3.3トンと推計されました。
1号機の原子炉には、燃料を冷やすため1時間当たり4.5トンの水が入れられていて、推計どおりであれば1時間当たり1トン以上少ないことになります。
このため東京電力は、今回見つかった2か所以外にも漏えいか所があるとみて、今後、別のロボットを使って、格納容器と太い配管でつながっている圧力抑制室と呼ばれる設備の上部など範囲を広げて詳しく調べることにしています。

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