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MRSA院内感染か 2人死亡 香川2月6日 18時42分
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香川県善通寺市にある病院で入院患者11人がMRSA=メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に感染しこのうち男女2人が死亡しました。
病院は院内感染の疑いもあるとみて感染経路を調べています。
入院患者が死亡したのは、香川県善通寺市の独立行政法人、国立病院機構の「四国こどもとおとなの医療センター」です。
病院によりますと、去年12月から先月にかけて、0歳から80代までの入院患者の男女11人が熱や咳などの症状を訴えたため血液などを調べたところ、MRSA=メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に感染していることが分かったということです。
このうち、ともに70代の男女2人が肺炎を起こして死亡しました。
ほかの9人は、回復したか回復に向かっているということです。
病院では、去年12月の段階で、MRSAに入院患者3人が感染していることを確認していましたが、先月に入り急速に広がったことで院内感染の疑いもあるとみて、先月27日に病院内で注意を呼びかけました。
そして、4日、保健所に報告したということです。
会見で、藤内武春副院長は「2人が亡くなったことは大変残念だ。ただ病院としての衛生管理に問題はなかった」と話しました。
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