ジャニーズＷＥＳＴ　７人の侍！！　初主演ミュージカル劇中で劇的発表

　ＣＤデビューが決まったジャニーズ事務所の新グループ「ジャニーズＷＥＳＴ」の初主演ミュージカル「なにわ侍　ハローＴＯＫＹＯ！！」（作・構成・演出・ジャニー喜多川社長）が５日、東京・有楽町の日生劇場で初日を迎え、当初発表されていた４人ではなく７人でデビューすることが発表された。

　昨年のカウントダウンコンサートで電撃発表されたメンバーは、桐山照史（２４）、中間淳太（２６）、重岡大毅（２１）、小瀧望（１７）。新たに発表されたのは、関西ジャニーズＪｒ．で一緒にやってきた藤井流星（２０）、浜田崇裕（２５）、神山智洋（２０）。イベントや記者会見ではなく、ミュージカルのストーリーに乗せて発表するという前代未聞のサプライズだった。

　物語はこうだ。関西でのオーディションで選ばれた４人がユニット「なにわ侍」を結成し、東京に進出するが、自分たちには何かが足りないと気付き、ソロシンガー（藤井）、かつてスターを目指していた親友（神山）、ユニットのプロデューサー（浜田）を仲間に迎え、７人で歩み出す。フィクションを交えているが実話がベースで、中間は「（劇中の）セリフや気持ちは本物」と明かす。年明けの関西ジャニーズＪｒ．のコンサートを見て「お互いを輝かせられるのは、この７人しかない」と確信し、ジャニー喜多川社長に談判したという。

　７人は「絶対になったるで！　新時代の７人のサムライに」と頂点を目指すことを宣言した。

　第２幕のショータイムでは、切ないバラードからコミカルな関西弁ソングまでバラエティー豊かなデビューＣＤ（４月発売予定）の候補曲を初披露した。