フィギュアスケート研究本

出版スポーツ編集部 フィギュアスケートを語る


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2013-2014 DT SP MUSIC

佐村河内守 作曲「バイオリンのためのソナチネ」

↓日本コロンビアから、佐村河内守さんのアルバムが出ています。

http://columbia.jp/samuragochi/

『シャコンヌ ~佐村河内守 弦楽作品集』



アルバム 2012年1月18日発売

1. 無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ
2. ヴァイオリンのためのソナチネ 嬰ハ短調←大ちゃんの新SPはこれです。
3-5. 弦楽四重奏曲 第1番
6-8. 弦楽四重奏曲 第2番
 
演奏:大谷康子(ヴァイオリン 1-2)、藤井一興(ピアノ、2)、
大谷康子弦楽四重奏団(3-8)
大谷康子(第1ヴァイオリン)、田尻順(第2ヴァイオリン)、青木篤子(ヴィオラ)、西谷牧人(チェロ)

録音:2011年9月24~26日 武蔵村山市民会館さくらホール
COCQ-84928 ¥2,940(税込)

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無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ / 佐村河内守

こちらは、同じアルバムの一番最初に収録されている曲です。

現代のベートーヴェンと称されている佐村河内守さんですが、今、震災の希望のシンフォニーとして、注目されているのが、交響曲「HIROSHIMA」です。




交響曲第1番《HIROSHIMA》 / 佐村河内守



Mamoru Samuragochi Symphony No. 1 "Hiroshima"

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アルバム 2011年7月20日発売

佐村河内守 作曲:交響曲第1番《HIROSHIMA》

大友直人指揮 東京交響楽団

録音:2011年4月11-12日 パルテノン多摩
COCQ-84901 ¥2,940(税込)

『作品について』

全ての聴力を失う絶望と、絶え間ない耳鳴りという苦しみの中、佐村河内守が完成させた《交響曲第1番》。
アカデミズムに背を向け、独学で作曲を学んだ彼が作り上げたこの作品は、中世以来の西洋音楽の歴史を包含し、ブルックナー、マーラー、ショスタコーヴィチ等、ロマン派シンフォニストの系譜を受け継ぐ長大なシンフォニーです。
被爆二世である佐村河内の出自が反映された自伝的作品でありながら、「闇が深ければ深いほど、祈りの灯火は美しく輝く」という作曲者の言葉に象徴されるように、あらゆる苦しみを越えて、希望を見出そうとする人間の普遍的な心情に深く通じる真実の音楽が、聴く者の心を、深く揺さぶらずにはおきません。
最終楽章、苦しみと闇の彼方に、希望の曙光が降り注ぐ--。「現代に生まれた奇跡のシンフォニー」待望の初録音です。

■プロフィール

佐村河内守 さむらごうち まもる 1963年9月21日-

 被爆者を両親として広島に生まれる。4歳から母親よりピアノの英才教育を受け、10歳でベートーヴェンやバッハを弾きこなし「もう教えることはない」と母親から告げられ、以降、作曲家を志望。中高生時代は音楽求道に邁進し、楽式論、和声法、対位法、楽器法、管弦楽法などを独学。17歳のとき、原因不明の偏頭痛や聴覚障害を発症。高校卒業後は、現代音楽の作曲法を嫌って音楽大学には進まず、独学で作曲を学ぶ。

 1988年、ロック歌手として誘いを受けたが、弟の不慮の事故死を理由に辞退。聴力の低下を隠しながらの困難な生活が続く中、映画『秋桜』、ゲーム『バイオハザード』等の音楽を手掛ける。1999年、ゲームソフト『鬼武者』の音楽「交響組曲ライジング・サン」で脚光を浴びるが、この作品に着手する直前に完全に聴力を失い全聾となっていた。抑鬱神経症、不安神経症、常にボイラー室に閉じ込められているかのような轟音が頭に鳴り止まない頭鳴症、耳鳴り発作、重度の腱鞘炎などに苦しみつつ、絶対音感を頼りに作曲を続ける。
2000年、それまでに書き上げた12番までの交響曲を全て破棄し、全聾以降あえて一から新たに交響曲の作曲を開始。同年から障害児のための施設にてボランティアでピアノを教える。この施設の女児の一人は、交響曲第1番の作曲にあたり佐村河内に霊感を与え、この作品の被献呈者となった。

 2003年秋、『交響曲第1番《HIROSHIMA》』を完成。同曲は、2011年、日本コロムビアよりCDリリースされ、センセーショナルな反響を呼んだ。
2012年1月に佐村河内守作品集、第2弾として『シャコンヌ~佐村河内守弦楽作品集』をリリース。
 同年11~12月にかけて、交響曲《HIROSHIMA》をめぐる特集がNHK総合の「情報LIVEただイマ!」「あさイチ」で放映。さらに13年3月31日にはNHKスペシャル「魂の 旋律~音を失った作曲家」でその壮絶な生をめぐるドキュメントが大反響となり、オリコン総合チャート2位、AmazonとiTunesストアの総合チャート1位を獲得。2013年4月現在で出荷枚数が12万枚を突破するなど、クラシックでは異例の注目を集めている。


↓テレビでも多数紹介されています。

■メディア情報

★2013/04/27(土) NHK Eテレにて、『交響曲第1番《HIROSHIMA》』全楽章O.A.
「佐村河内守 魂の旋律 ~交響曲第1番《HIROSHIMA》~」15:00~

★2013/04/26(金) TBS系列「中居正広の金曜日のスマたちへ」21:00~
佐村河内守特集OA

★2013/04/11(木) フジテレビ系列「めざましテレビ」に佐村河内守出演!
「バズキング」(6:45頃~)で、軽部アナウンサーのインタビューがOA

★2013/04/13(土) NHK総合「NHKスペシャル 魂の旋律~音を失った作曲家~」
15:05~15:54 再放送決定!
※愛知・岐阜・三重・大分県域は別番組
※徳島県域では、4/16(火)午前01:25~02:14(15日深夜)の放送になります。
※近畿地方では、4/18(木)午前01:30~02:19(17日深夜)の放送になります。

★2013/04/14(日) テレビ東京系列「JAPAN COUNTDOWN」
09:30~10:00 にて紹介されます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/jcd/
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★2013/03/31(日) NHK総合「NHKスペシャル 魂の旋律~音を失った作曲家~」
21:00~21:49 佐村河内守特集O.A.
「NHKスペシャル」で放映!石巻での演奏会で、すばらしい演奏を披露したピアニスト、
田部京子の「CDデビュー20周年記念リサイタル」の開催が決定!詳細はこちら>>>

★2012/12/12(水) NHK総合「あさイチ」特集O.A. ※一部地域を除く
★2012/12/11(火) 中国新聞 インタビュー記事掲載
★2012/12/08(土) 産経新聞 インタビュー記事掲載 ・WEB版>
★2012/12/05(水) 日刊スポーツ「現場から」 記者コラム掲載
★2012/12/04(火) 日刊スポーツ「気になリスト」 インタビュー記事掲載 ・ WEB版>
★2012/11/23(金) テレビ朝日「モーニングバード」「週刊人物大辞典」O.A.
★2012/11/17(土) スポーツニッポン 記事掲載 ・WEB版>
★2012/11/09(金) NHK総合「情報LIVE ただイマ!」特集O.A.
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↓映画にも、『シャコンヌ ~佐村河内守 弦楽作品集』が使われました。

■映画「桜、ふたたびの加奈子」

“現代のベートーヴェン”佐村河内守の音楽が映画と奇跡のコラボ!
音楽にインスパイアされた映画「桜、ふたたびの加奈子」公開
『シャコンヌ ~佐村河内守 弦楽作品集』COCQ-84928には、

映画「桜、ふたたびの加奈子」の劇中音楽として使用された楽曲が収録されています。
「桜、ふたたびの加奈子」 2013年4月6日全国公開

出演 広末涼子 稲垣吾郎 / 福田麻由子 高田翔(ジャニーズJr.) / 江波杏子

監督・脚本 栗村実

原作 新津きよみ「ふたたびの加奈子」(ハルキ文庫刊)

音楽 佐村河内守

公式サイト http://sakura-kanako.jp/.

↓佐村河内守さんは、、ゲーム音楽「バイオハザード」と「鬼武者」を手掛けています。



Mamoru Samuragoch - Tempest [Thunder storm]



Onimusha Warlords OST 鬼武者 (2002) - Full Album

「鬼武者」は何と、全ろうとなってからの作曲です。

『交響曲第1番《HIROSHIMA》』と『シャコンヌ ~佐村河内守 弦楽作品集』もそうですが、とてもではないですが、耳が聞こえなくても、これだけのものを作曲してしまう技術と絶対音感のなせる技なのですが、彼の障害はそれだけではありません。

常に襲う頭痛と発作、一年中鳴りやまない轟音耳鳴りに苦しめられながら、命を削って作曲活動をしています……。


↓彼の自伝も出版されています。

http://www.amazon.co.jp/dp/4062139359/ref=as_li_qf_sp_asin_til?tag=hanaichisan-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4062139359&adid=05W2CQ1WAN0E7ZXMQSXF&&ref-refURL=http%3A%2F%2Fblog.livedoor.jp%2Fgenkikun8414%2Farchives%2F6061454.html


交響曲第一番 [単行本]

佐村河内 守 (著)

価格: ¥ 1,680

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読みましたが、壮絶過ぎて……。

17歳の時から、被爆者二世の彼を襲った突然の頭痛は、その後、彼を何度も襲います。

その頭痛と共に難聴に……、そして遂に全ろうとなってしまいます……。

鬼武者を作曲した後、一度、音楽界から引退しています。

やはり、余りの発作と轟音耳鳴りで、発作的に自殺未遂をしてまっています。

正気を保てなくなってしまった彼は、今、何十種類の薬を服用しています。

しかし、薬の副作用も酷いので、一週間の内、飲まない日を設けているそうですが、そうすると、日に何度も襲う発作で、ほとんど寝たきりという状態が続くようです。


大ちゃんがSPに使用する曲「バイオリンのためのソナチネ」、こちらの曲は、佐村河内守さんの弟子、大久保美来さん(当時11才)に献呈されています。

大久保美来さんは、生まれつき片腕のない少女ですが、ヴァイオリニストを目指しています。

彼女の為に作曲された曲です。

↓大久保美来さんの著書も発売されています。


http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BF%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%93%E3%80%81%E5%85%89%E3%81%AE%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E2%80%90%E7%BE%A9%E6%89%8B%E3%81%AE%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E5%A4%A7%E4%B9%85%E4%BF%9D%E7%BE%8E%E6%9D%A5-%E6%84%9F%E5%8B%95%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%81%93%E3%81%86%E3%82%84%E3%81%BE-%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%81%8A/dp/4333025699/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1373807706&sr=8-1&keywords=%E3%81%BF%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%93%E3%80%81%E5%85%89%E3%81%AE%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3

みっくん、光のヴァイオリン‐義手のヴァイオリニスト・大久保美来 (感動ノンフィクションシリーズ) [大型本]

こうやま のりお (著)

価格: ¥ 1,575

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佐村河内守さんは、小さな光の交流と称して、大久保美来さんを始め、障害を持つ多くの子供達と交流をしています。

それが彼の生きる希望にもなっています。

↓大久保美来さんは、2008年の24時間テレビで、真央ちゃんと共演していますね。











↓佐村河内守さん作曲の交響曲「HIROSHIMA」と」「ピアノソナタ 第一番二番」の全国ツアーが行われます。

http://www.samonpromotion.com/samuragochi/

↓「ピアノソナタ 第一番 第二番」の全国ツアーのページ

http://www.samonpromotion.com/samuragochi/son/

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「ピアノソナタ 第一番 第二番」は「NHKスペシャル 魂の旋律~音を失った作曲家~」という番組の中で、震災でお母様を亡くしてしまった梶原真奈美さんの為に、作曲したレクイエム曲に手を加えたものです。

↓「NHKスペシャル 魂の旋律~音を失った作曲家~」NHK HP


http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0331/index.html

↓「6/13(木)、佐村河内守 新作「ピアノ・ソナタ 第2番」完成発表会開催の時のニュース

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/classic/clnews/01/20130617-OYT8T00888.htm

佐村河内守が被災地に捧げる鎮魂のピアノ・ソナタ

 作曲家・佐村河内さむらごうち守の新作「ピアノ・ソナタ第2番」の完成発表会が、東京・銀座で行われた。 

 1963年、被爆二世として広島に生まれ、4歳から母親によるピアノの英才教育を受けた佐村河内。35歳のときに両耳の聴力を完全に失うも、絶対音感だけを頼りに作曲活動を続け、「交響曲第1番《HIROSHIMA》」を完成。NHKなどで紹介されたのを契機に大反響を集め、CDセールスはオリコン総合チャート2位、17万枚以上を記録した。

 今回発表の新作は、東日本大震災の被災地に捧げる鎮魂の曲。「自分のような人間が曲を書く資格があるのか」と葛藤かっとうを重ねたという。「3.11の後、様々な人が被災地を励まそうと行動されましたが、私は勇気がなくて何も出来ませんでした。その後、私の交響曲が、被災地で『希望のシンフォニー』と呼ばれていると聞いた時も、最初は、何かの作り話だろうと信じられませんでした。でも、CDがどこよりも一番売れているのが仙台だと知ったとき、素直に涙がでて、背中を押してもらうことができた」と作曲を決意したことを述べた。

 震災で母親を失った宮城・石巻の少女と交流を続け、彼女のために「レクイエム」を作曲した。今年3月に石巻の湊小学校で初演された模様が、NHKで取り上げられた。その「レクイエム」をさらに拡大・昇華させたのが「ピアノ・ソナタ第2番」だ。約30分の長大なピアノ曲は、超絶技巧が駆使され、祈りと悲哀に満ちた壮大な作品となった。

 作曲は非常に難航を極める。少しでも死者の痛みを知りたいと熱望し、寒さも厳しい今年2月に宮城県女川町で6時間も野営を続けた。「疲れ果てて明け方を迎えたとき、大きな鉄の扉が開いたように感じました。亡くなった方々の魂に『曲を書けよ』と許してもらえた気がしたんです。それから音符が次々と降りてくるようになりました。普通のレクイエムは、生者が死者を悼むものですが、この曲は逆。震災で亡くなった方には、ぶつけようのない怒り、苦しみがある。その思いを生者に知ってもらうことで魂が救われる、そんな曲にしたかった」という。

 自身が広島出身で被爆二世でもあることから「3.11を風化させてはいけない」という思いも強い。「私が子どもの頃は、8月6日には原爆のことが大きく取り上げられていましたが、それも年々少なくなり、風化していく危機感をずっと感じています」と切実に語る。

 「ピアノ・ソナタ第2番」収録したCDは、日本コロムビアから10月に発売予定。世界初演ツアーの開催も決定している。

(2013年6月17日 読売新聞)

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佐村河内守



佐村河内守、震災犠牲者への追悼ソナタが完成

↓佐村河内守:魂の旋律~HIROSHIMA×レクイエムの [DVD]も発売します。

http://www.amazon.co.jp/%E4%BD%90%E6%9D%91%E6%B2%B3%E5%86%85%E5%AE%88-%E9%AD%82%E3%81%AE%E6%97%8B%E5%BE%8B~HIROSHIMA%C3%97%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0-DVD/dp/B00CRKLHTY

佐村河内守:魂の旋律~HIROSHIMA×レクイエム [DVD]

佐村河内守 (出演) | 形式: DVD

参考価格: ¥ 3,360
価格: ¥ 2,498

発売予定日は2013年8月7日です。

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震災でお母様を亡くしてしまった梶原真奈美さんの為に、作曲したレクイエム曲が「ピアノソナタ1番」で今度CD化する2番は、新しく作曲したもののようです。

「ピアノソナタ1番」は、CD化の予定はないそうです。この曲は、被災者の為に作曲した事から、ご本人の希望により、CD化はしないそうです。

なので、今度発売するDVDに演奏動画だけ納められるようです。

私事ですが、今度、8月に行われる交響曲「HIROSHIMA」と」10月の「ピアノソナタ 一番二番」の全国ツアーのコンサートに参加してきます。

物凄く楽しみです。

今回、佐村河内守さんを詳しく紹介したのは、高橋選手が、どういう思いで彼の曲を選んだのか、皆様に深く知っていただきたいと思ったからです。

彼は、正に、今、日本を代表する素晴らしい希有で無二の作曲家だと思うからです。

よくぞ、大ちゃん、選んでくれました~。ヾ(@^(∞)^@)ノ

ソチ五輪の曲はcobaさんだと思っていましたが、作曲まで依頼していたのをやめて、佐村河内守さんにしたのは、並並ならぬ決意だと思いました。

佐村河内守さんは、アメリカの「タイム」という雑誌にも、現代のベートーヴェンとして、取り上げられた事があるそうです。

彼の作品は本当に、日本だけでなく、世界中の方々に聞いていただきたいものだと思います。

大ちゃんがSPで使用して、ソチ五輪で滑ってくれたならば、大ちゃんだけでなく、彼の曲にも注目が集まると思います。




↓大ちゃんの新SPが本当に楽しみです。≧(´▽`)≦

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