ちょっとした刺激を加えればできる新型の万能細胞は、専門家も「信じられない」と驚き、一度は論文掲載を拒まれるほど常識を覆す大発見だ。将来の再生医療の道を開く可能性も秘めるだけに、重点分野として研究資金を投入した国にとって功を奏した形だ。ただ、競争の激しいこの分野を勝ち抜くには、課題も多く残されている…