2014.2.6 05:03(2/3ページ)

パワーアップや!虎・西岡、左打席で13発「自分でもびっくり」

ランチ特打を行った阪神・西岡=沖縄県・宜野座村営野球場(撮影・中島信生)

ランチ特打を行った阪神・西岡=沖縄県・宜野座村営野球場(撮影・中島信生)【拡大】

 最高気温19度と肌寒かった宜野座を熱くした。右翼スタンドの芝が、無数にエグられている。初のランチ特打を行った西岡が、火矢のような低空ライナーを突き刺しまくった。オール左打席で13発。打った本人が、1番仰天したようで…。

 「このキャンプで初めて思い切り振った。昨年とはちがう弾道で、自分でもびっくりした」

 マートンとともに昼飯タイムに初登場し、計71スイングの絶好調デモ。二遊間コンビを組む鳥谷が、インフルエンザにより離脱となっただけに、より存在感は際立った。

 スタンドの視線を一身に集めた背番号7は「まぁ、練習なんでね。ここで打っても意味はない。でも、振れてるということは、見てもらったとおりですよ」とニンマリ。サングラス越しの目尻を下げた。

 ミート重視のイメージが強い『左の西岡』が演じたド迫力な特打には、和田監督も驚きを隠さなかった。

 「きょうだけを見ると、ホームランバッターみたいな弾道でオーバーフェンスしていた。本来の打撃スタイルじゃないけど、そういう打撃もできるよ、という状態で入っているよね。もう少し長打が出そうな感じがする」

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