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【政治】

首相、集団的自衛権の行使に意欲 憲法解釈変更で可能

2014年2月5日 10時45分

 参院予算委で答弁する安倍首相=5日午前

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 安倍晋三首相は5日午前の参院予算委員会で、集団的自衛権の行使容認に関し「政府の判断で新しい憲法解釈を明らかにすることによって可能であり、憲法改正は必ずしも必要でない」と述べ、憲法解釈変更による行使容認に意欲を示した。集団的自衛権を行使する権利が「ないことのデメリットに直面している」とも強調した。

 参院予算委は、首相と全閣僚が出席して2013年度補正予算案の基本的質疑を実施、実質審議に入った。民主党の羽田雄一郎氏が、集団的自衛権の行使容認問題を議論している政府の有識者懇談会を「賛成派ばかりで、出てくる結論は初めから明らかだ」と非難したのに答えた。

(共同)
 

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