26年宇多津町消防団出初式 -1-
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日本最強とさえいわれる、香川県の宇多津町消防団。 隣接する坂出市に、救急を中心に常備消防の業務委託はしているものの、「自分たちの街は自分たちで守る」という強い志と精神のもと、火災から交通救助まで、町内で起きた災害には必ず出場します。非常勤の地方公務員であるはずの団員ながら、常備顔負けの装備を盾に、炎上する建物へも飛び込んでいきます。 そんなあまりの凄まじさに惹かれ、去年に引き続き今年も出初式にお邪魔してきました。 昨年は他会場からハシゴした関係で撮り逃してしまった車両も、今回はバッチリ納めてきました。 まずは昨年もお送りしましたが、トップバッターである1号車からご紹介。 宇多津町消防団・第一分団 水槽付ポンプ車
凄まじいのは外観だけじゃない！2ｔ水槽やCAFSなんて当たり前、放水銃を載せ、2基の照明塔、AED、4ｔフロントウィンチ、各種ツール・・・・・・至れり尽くせりの装備が盛りだくさんのスペシャル車両、それがこの1号車です。宇多津町消防団で主力の車両で、ほぼ全ての事案に出るそうです。（2008年 長野ポンプ） 外国の消防を思わせる赤黒ツートンは、旧型車両を除いて全ての車両に共通の宇多津ファッション。消防団はおろか、常備消防ですらこんなカラーリングはそういないでしょう。内外ともに、奇抜ながらひと目で惹かれてしまう魅力が詰まっています。 僕個人的に大好きな、レンジャーのクリアレンズウィンカー。顔つきがグッと精悍さを増します。 補助警光灯は、定番の装着位置であるフロントパネルに加えてバンパー下方の通風孔に計4つ、また交差点進入時の横方向への注意喚起を有効にするため、張り出しバンパー側面にも装着されています。 導入当初は警光灯の両端のブロックが青色でしたが、公安委員会の指導により赤へ変更。主赤色灯に青色はNGだったようですが、とある名目と条件で認可されており、この1号車や他の車両にも青灯は装備されています。 その名目というのは、停車中の被追突防止。地方の幹線道路というのはカーブが多かったりスピードが出しやすいもので、そういった場所で交通救助を行う際、団員に降りかかる危険を少しでも減らすために、事故現場に出場の多いこの車両に装着されているそうです。実際、道路上で活動中、通行車両に紙一重にまで接近されるなど、命にかかわる状況があった教訓などから、停車中のみという条件のもと点灯させています。 昨年も掲載しているのでそれほど長々とは書きませんが、とにかくスゴイ車両なのです。笑 今年は今年で他会場からのハシゴだったので、活動中の姿は捉えられませんでした。来年以降に持ち越しです＾＾； 車両はここまで。団員さんもみてみます。 泡放射から屋内進入までするとあって、団員さんの個人装備もなかなかのもの。もはや「団」の文字が消えていても何ら違和感のないヘルメット、防火服・・・・・・  立派だ・・・・・・立派すぎます。消防団がこんなカッコいいヘルメット持ってるなんて。どこのメーカーのものでしょう？ ワッペンや、車両と合わせた「01」の表記など、ひと目見て宇多津と分かる装備になっています。 個人装備についてはもっと詳しく知りたいのですが、あまり時間がなく団員さんにも聞けずじまい。たぶん知らないだけでもっとすごい装備がたくさんあるはず・・・・・・来年の出初式か、それより前に機会があればなー、と思っていますが、難しいかなぁ。 さてさて、お次は2号車です！ |
