浜松市や宇都宮市など、ギョーザで街おこしをはかる各地の団体を集めた「全国餃子(ぎょうざ)サミット&餃子祭りin北九州」が10月3~5日、北九州市八幡東区で開かれることが5日決まった。各地の名物ギョーザが出店で手軽に味わえることから、実行委員会は10万人の来場を見込んでいる。

 全国餃子サミットは2010年に浜松市で始まり、今回5回目。これまでは津市や静岡県裾野市など東日本で開かれてきており、西日本での開催は初。八幡地区や黒崎地区で「八幡ぎょうざ」を売り出す八幡ぎょうざ協議会が誘致した。

 10月3日には各地の団体代表が集結。「ギョーザでいかに地域を盛り上げるか」をテーマに、ギョーザのアルファベット表記の頭文字を取って「G11」と呼ぶ首脳会議を開催。翌4日から全国のご当地ギョーザが出店で味わえる「餃子祭り」が2日間開かれる。昨年11月に裾野市であった祭りには約7万5千人が集まった。