佐村河内守氏【拡大】
衝撃の告白だった。「現代のベートーベン」と評された人気作曲家の“真実”が、代理人を通じて明らかにされた。
佐村河内氏の代理人は経緯について「(作曲した)人物の側にも作曲者として表に出づらい事情があると聞いており、佐村河内が、自身を単独の作曲者と表記するようになった」と説明。佐村河内氏は新垣氏に楽曲構成やイメージを伝え、具体化する形式で創作活動をしてきたという。
代理人によると、佐村河内氏は「精神的にも不調をきたし、自身の思いを伝えられる状況にない」としている。
これを受ける形で、新垣氏は「私は佐村河内氏のゴーストライターを18年間にわたってやっておりました。皆さまの前でおわび申し上げたい」と報道機関に書面を送付し、6日に会見すると発表した。
公式サイトなどによると、佐村河内氏は4歳からピアノを始め、作曲を独学。「鬼武者」などのゲーム音楽を手掛けた。35歳で聴力を失った後も絶対音感を頼りに作曲を続けたという。