【イラン】レイプされ続けた16歳の少女が絞首刑に!! 知らないと危険、イスラム“道徳警察”の掟
私は、ルドルフ・グライナーです。日本と世界を研究するドイツ人です。私は、日本と世界の違いやドイツと日本の違いを研究しています。
日本は、非常に治安もよく安全な国です。日本が安全な国ということは、世界の人々が憧れています。
しかし、安全な世界で生まれ育った人は、危険な所に行っても危険なことがわかりません。だから、危険の真っただ中にいても平然としていられます。また、地元の人も行かないような危険な場所に平気で足を踏み入れてしまいます。
我々クリスチャンは、宗教的なことを重視しています。
だから、ほかの宗教的な聖地などに行けば、そのような神聖な場所に異教徒が来てしまったことを懺悔します。もちろん、観光地となっているお寺などで騒ぐクリスチャンの若者も多少いますが、それには非常に心を痛めています。
また、神聖な場所・歴史的な場所だけではなく、スラム街のような危険な場所での行動も気をつけなければなりません。
特に、日本人はすぐに少し日本語を話す外国人に近寄って信用してしまいます。ちょっと日本語を話して女性に近づき、スラム街のどこかに連れ込んでレイプしてしまうのは、実は非常に多い犯罪です。そのまま監禁されてレイプされ続けるという事件は、特にイタリアなどで非常に多いのです。
だいたいの場合、「少し話しかけたら、部屋までついてきたので、セックスしていいと思った」といって、イタリアの場合はレイプの罪が減刑されます。「合意があった」という誤解からのレイプであれば、それは、誤解なのだから減刑されてしまいます。だから、レイプだけで殺されることは少ないのです。女性の方も訴えない場合があるので、明るみに出ない場合が少なくありません。
さて、これがイスラム教の国ではどうなるでしょうか。
■イスラムの法律「シャイーア」を知らないと命取りになる
イランやイラク、サウジアラビアなどは、イスラム教の戒律をかなり厳しく守る国です。また、法律も「イスラム教の戒律に従う」というような条文になっているものも少なくないです。だから公の席でワインを飲んだりすると、罰せられる可能性があります。
特にイランは、非常に厳しい国です。イスラムの法律である「シャリーア」によると、死刑に相当する罪は大きく分けて3種類あります。それは「殺人・麻薬密輸入・婚外交渉」です。
また、イランには、法律だけでなく「道徳警察」という存在があります。道徳警察は常にイスラムの戒律が守られているか厳しく見ています。豚肉の料理を出したり、蛙を食べたりすると、道徳警察から罰せられてしまいます。イランでは犬を飼うことも禁止されています。
■「道徳警察」の判断は絶対!
その「道徳警察」が、最も厳しく見ているのが「シャーリア」に書かれた死刑に相当する3種類の罪です。特に、未婚の女性の婚外交渉に関しては非常に厳しく道徳警察が見張っています。ですから、自動車の中で男性と女性が2人でいるだけで、道徳警察は逮捕監禁することができ、鞭打ち100回の刑になります。
このほかにも、エレベーターに男性と女性が2人になってしまっても罰せられます。これは私たちクリスチャンにも、日本人にも適用されます。当然、日本人女性が知らないで、エレベーターの中でイランの男性と2人きりで乗ってしまうと、日本人女性も鞭打ち刑になるのです。
イスラムでは、男性が偉く、男性の意見が優先されます。これは、1人の男が女性を何人も妻に持てる制度からもわかります。なのでたとえレイプされても、犯人の男性が「あの女が俺を惑わした」と主張すれば、女性がレイプされた事実を告白しても、レイプされたことを物証で証明できなければ女性の罪になり、女性の言い分はすべて無視されてしまいます。
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