ニュース詳細
「東京五輪で株上がる」詐欺容疑で逮捕2月5日 12時09分
K10050300211_1402051222_1402051313.mp4
東京にあった投資会社が、「東京オリンピックの開催で関連する株価が上がる」などと持ちかけ、建設会社などの株の架空取引で顧客5人から、合わせて1400万円余りをだまし取っていたとして、実質的経営者だった男ら8人が詐欺の疑いで逮捕されました。
警視庁はこの会社が全国の200人からおよそ4億円をだまし取っていたとみて調べています。
逮捕されたのは、東京・千代田区にあった投資会社「サポートケアー」を実質的に経営していた寺尾正男容疑者(64)や会社の元幹部ら合わせて8人です。
警視庁の調べによりますと、寺尾容疑者らはおととし12月から去年9月までの間、「東京オリンピックの開催で関連する株の銘柄が値上がりする」などとうたい、実在する建設会社などの株の架空取引で、茨城県の69歳の男性ら5人から合わせて1400万円余りをだまし取っていたとして詐欺の疑いがもたれています。
これまでの調べで、この会社は電話で顧客を勧誘し、実在する大手企業や新規上場予定の企業の株280銘柄余りを売っていると説明していましたが、実際には株は保有していなかったということです。
調べに対し寺尾容疑者は「そのとおりです」と容疑を認めているということです。
警視庁は、高齢者を中心に全国の200人からおよそ4億円をだまし取っていたとみて調べています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|