浜田賢二さん好きなので。
多分今まで観た中で一番ラストにポカン映画だったと思う。ミストとか●RECも酷いものがあったけどもここまでではなかった。
これ、日本で劇場公開してた?映画館で観る価値なさすぎだからDVDでよかったー。
まず、主人公がダメすぎる。
ストーリーとしては、自分の能力を最大限発揮できるという怪しすぎるドラッグを手に入れた主人公がその薬の力でどんんどんのし上がっていくサクセスストーリー。
それだけ。ほんとうにそれだけ。
薬が切れると副作用で気分が悪くなったり倦怠感に悩まされたり、飲むのをやめると廃人のようになり、最終的に病気で死ぬとわかっても、今更薬に頼らずに生きていくことが出来ずに危険を承知で飲み続ける主人公。その間に薬を狙うこわーいおっさんに命を狙われて追いかけられ追い詰められ一度はもう死ぬしかないみたいな大ピンチに陥るんだけどもそこもまた薬の力で切り抜けて、最後は主人公大勝利エンド。
は?いやいや、これでいいの?え?何か裏があるんじゃないの?こわっ!
っておもったけどエンドロールの後にも何もなく。ハッピーエンド。
個人的にこのラストはかなり受け入れがたいものがあったのだけど、それは多分「
主人公が最後まで自分のためだけに行動し続けたにも関わらず、何の犠牲も払わずに大成功を収める」ってことに抵抗があるからだと思う。
この主人公、最初から最後まで自分のためにしか行動してない。彼女まで危険な目に遭わすし。
それであのエンドってなんなん。甘い、甘すぎる。
浜田さん目当てに観るにしてもしんどい感じ。すっごいよかったけどね!浜田さんは!浜田さんの聡明な演技超好き。聡明な中にも浜田さんぽいゆるさがのぞいてて可愛かった。