原文入力:2012/03/30 23:04(1462字)
←大統領府秘書官の指揮を受けた国務総理室公職倫理支援官室の無差別的な不法査察事実が明らかになる中で査察内容が李明博大統領に報告されたか否かが核心争点に浮上した。 写真は去る8日、大統領府で開かれたチェ・ヨンジン駐米大使信任状授与式場に入る李明博大統領の姿。 キム・ポンギュ記者 bong9@hani.co.kr
[土曜版] カバーストーリー 警察に‘保安維持’圧迫
査察報告書 入手 分析結果
2009年ハンギョレ報道 事実に
警察・大統領府の嘘が明らかに
3年前<ハンギョレ>が単独報道した大統領府行政官性接待事件(△大統領府職員性売買疑惑立件(<ハンギョレ> 2009年3月28日報道))初期、大統領府がこれを知って一線警察に指示し事件を覆い隠したという疑惑が事実であることが明らかになった。
30日<ハンギョレ>が入手した国務総理室公職倫理支援官室所属キム・ギヒョン警正の査察報告書を見れば、警察庁監察担当官室は2009年3月31日‘ソウル、麻浦(マポ)で言論報道(大統領府行政官性売買縮小・隠蔽疑惑)関連’文書を作成した。 この日は<ハンギョレ>が大統領府行政官が姓売買を行い摘発された事実を報道した後、警察がこの事件を縮小・隠蔽したという疑惑を提起した日だ。
この文書を見れば、監察担当官室は 「25日夜10時52分頃、行政官を摘発して麻浦署に任意同行後、調査中の翌日0時5分頃(行政官が)名刺を提示し本人の身分を大統領府秘書室行政官だと明らかにし、0時10分頃、大統領府監査チーム3人が女性青少年係にきて保安維持を頼んで帰った」と記録した。 そして 「これについて麻浦署長はソウル庁長・次長・生活安全部長に携帯メール報告し、生活安全課長、女性青少年係長および警長チョン○○(女青係)だけが該当事実を知り保安維持を行ったということ」とした。 大統領府が警察捜査を初期段階から圧迫していたのだ。
しかし当時、麻浦警察署生活安全課長は「言論報道を見て行政官であることを知った。全く知らなかった」 と嘘の説明をしていた。 これに対して監察担当官室は「ブリーフィング時、大統領府行政官の身分は言論報道を見て知ったと説明したがソウル庁を通じて確認したところ摘発直後に大統領府行政官身分を知ったし、指揮系統(ソウル庁長・次長・生活安全部長)に報告した」と確認した。
それでも大統領府はこのような事実を隠したまま<ハンギョレ>初報道の4日後である4月1日になって公式謝罪文を出し「今回の事件は一点の疑問も残らないようにする」として「その間に提起されたすべての疑惑を捜査機関で徹底して調査する」と話した。
キム・某、チャン・某前大統領府行政官は2009年3月25日ソウル、西大門区(ソデムング)、新村(シンチョン)のあるルームサロンで放送通信委員会職員と共にケーブル放送業者関係者から酒接待を受け、キム前行政官は性接待まで受けて以後、裁判所から200万ウォンの罰金刑を宣告された。 事件当日、性売買取り締まりに出動した麻浦(マポ)警察署が彼らを摘発したが、麻浦署側は嘘をつくなどしてこの事件を隠蔽・縮小したという疑惑を受けた。
イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr
原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/526111.html 訳J.S
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