2013/06/24
自然の泉は人生を生き活きと過ごす、心の平和・平安・元気を養う人間勉強道場です。創始者浅尾法灯先生のチエの言葉を紹介します
夏本番が近付いてきました。 海水浴や山登りと、楽しみにしている人も多いでしょう。 家のなかでのんびりと過ごす人もいるでしょうが、今からの時期、家のなかに出てくるとビックリする生き物がいます。 〝ムカデ〟です。 刺されると激しい痛みや、刺された場所が大きく腫れたりします。 ムカデによる被害もそうですが、ムカデのあの見た目、動き、いるだけで気持ちのいいものではありませんね。 私自身も以前、台所で洗い物をしているときにシンクのなかにムカデがいたときには驚き、刺されなくてよかったと安堵したものです。 多くの人に嫌われているムカデですが、群馬県にある赤城山では神体として、また『毘沙門天』の使いとして神格化されています。 また、ムカデは足が多いことから、「客足が多い」として商売繁盛の縁起物として扱われることがあるそうです。 そしてムカデの特性には、私たちの生活にメリットになることもあります。 ムカデと肩を並べるほど嫌われている〝ゴキブリ〟、そのゴキブリをムカデは捕食してくれます。 しかしながら、ムカデとゴキブリ、どちらも出てきてほしくないものですね。 では、今週の「智慧のことば」です。 「念親・心行・七生行・泉行・そして無理のない般若の里まごころ」 【般若の里まごころ】 人生はまことに面白く、またよくできているもので、まるで「海で遭難した人」のようです。 カバンには自分が大切にしている物が入っています。 でも、カバンの中身をすべて捨て、ルイ・ヴィトンのカバンよろしくそれを浮き輪代わりにすれば、何とか浮かんでいられそうです。 中身を捨てるのは、なんとも惜しい。しかし、捨てなければこのまま沈んでしまう……。 「握りしめると沈む、放せば浮かぶ」 信じるも信じないもなく(このセリフ多いですね)、人生はこの智慧のことばようにできているのです。 なぜなら、人間が本来頂いている生命の中心〝信〟真実は、「福徳円満完全そのもの」だからです。 誤解をおそれずに表現すれば、この 「握りしめると沈む、放せば浮かぶ」 また 「吸うたら吐くのが自然の道理」 という智慧のことばの「コツ」を体得すると、「奇跡」が起こります。 「誤解をおそれず」といいながらも、筆者はこの真実を確信しています。 これまで数えきれないほどの数多くの光友が「まごころ」を行って「奇跡」を体験しているからです。 法灯先生の智慧のことばを、もう一度味わってみてください。 「空気も吸うだけでは息が詰まる。吸うたら吐くのが自然の道理である」 初めて読んだ時よりも、もっと深い味わいがあるはずです。 「般若の里まごころ」は、決して無理をしてはいけません。 500円、1000円が立派なまごころです。 また、生活保護を受けておられる方はその限りではありません。 では、最後にもう一つ、法灯先生の智慧のことばを紹介しましょう。 「道理で話のわかる者の心は、豊かで元気だ。 損得でしか話のわからない者の心は、暗く寂しい」 親相の子相として、無限の「よきもの」を頂いていることを素直に認め、親切・感謝・笑顔の実践を持って親切・感謝・笑顔の思いを吐き出しましょう。 自分が眠っている間にも休みなく呼吸を続けて生命を保っている働きなき働きに感謝をささげ、親切・感謝・笑顔の限りを持って世を照らす一筋の灯となりましょう。 【浅尾法灯先生とは?】 人間勉強道場「自然の泉」を創設された法灯先生は、苦境苦難の道を歩んでこられました。 出生と同時に生母に捨て去られ、父と祖母によって育てられるも小学校3年生の時、祖母は胃ガンで亡くなられる。自宅は空襲で全焼し炭鉱の飯場生活に入るも、幼心にも馴染むことができず、いつしか霊感、無明の世界へと入り込まれたのです。 中学卒業と同時に真理求道のため、全国行脚の旅に出て荒行を経るも何の悟りも開けず空しく帰郷。霊感はいよいよ著しくなり、そのうち白血病と診断され死を覚悟されました。 「死が天命ならば、甘んじて受けよう」 そして昭和35年1月15日、「立て、起きよ」親令法灯が下り、霊感、無明の世界から脱出。人間勉強道場「自然の泉」を開現され今日に至るまで一途に人類総感謝の世界づくりに自己の総てを捧げ尽くしておられます。 【智慧のことばとは?】 法灯先生が道を歩いているとき、乗り物に乗っているとき、或いは休息しているとき、24時間いつでもどこともなく浮かんでくる言葉で、これを克明に手帳に記載されています。 智慧のことばを読むことによって心が平和に落ち着き、生きる勇気が人生を開く智慧がひとりでに湧いてきて、希望と生き甲斐ある日々が送れます。 自然の泉はこの智慧のことばから始まったのです。多くの人々が智慧のことばを読んで本当の幸せを得ておられますが、心の平和にまさる幸せはありません。 【お問い合わせ】 chienokotoba@aol.jp 【自然の泉ホームページ】 http://www.shizennoizumi.jp/