人里離れた山奥の小さな盆地に位置する上森村…
そこは外界と隔絶した、閉鎖的な小村だった。
大学で民俗学の研究をしている好奇心旺盛な青年、高阪直人。
まもなく長い夏休みに入ろうという7月のある日、数ヶ月前に失踪した彼の恩師の教授から一通の手紙を受け取る。
手紙の内容に興味を覚えた直人は、フィールドワークの一環として山奥にあるいわくつきの村、上森村に赴くことを決意する。
村は人里離れた山奥にあり、交通手段は日に1本運行されるバスのみ。
そのバスに乗り込んだ直人は可憐な少女、周防瀬里奈と出会う。
彼女はかつて上森村で生まれ、とある事件がきっかけで幼い頃に村を離れて暮らしてきたのだという。
彼女はそのことを忘れてしまっていたのだが、最近になって行方不明だった父親から手紙が送られてきて、その事実を知ったらしい。
彼女とともに上森村に向かった直人を迎えるのは、一癖も二癖もありそうな村の男たちと妖艶な奥方、そして夜になると姿を見せる謎の少女だった。
瀬里奈は自分の生家である周防家に逗留し、直人も同じく周防家にやっかいになりながらフィールドワークを行うことにする。
直人のフィールドワークには瀬里奈も付き合うことになり、二人は毎日を共に過ごしていく。
その共有する時間の中で、二人の間の距離は次第に近づいていき、そして……。
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