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統計についてお聞きします。ある現象の出現率の有意差を求めたいのです。ただ、対...
統計についてお聞きします。ある現象の出現率の有意差を求めたいのです。ただ、対照群が0%で、条件下では97%や8%,22%など様々でした。これはt検定でいいのですか?
統計初心者です。
ある現象を調べていて、一定の条件でのみ出現することを(出現しやすいのか関連がないか)証明したいです。
対照群として条件外のものでサンプルしたところ0/32(0%)でした。
いくつかの条件下では色々な差がでています。
条件①35/36(97%),条件②3/36(8%),条件③7/32(22%)…といった具合です。
独自で統計学を調べた中で、いま考えているのは現象の出現=1、出現しない=0とし平均を比較することを考えました。
条件① 1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,0,1,1,1,1,… 0.97
条件② 0,0,0,0,0,1,0,1,0,0,0,0,0,1,0… 0.08
条件③ 0,0,0,1,1,0,0,0,1,0,0,0,1,0,1… 0.22
それぞれの条件を対照群(0%)と比較すればいいのかと思いましたがこの考えであっていますか?
そもそも対照群が0%ということが比較する必要があるのかもよくわかりません。
私がド素人だと思って助言をお願いします。
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- 質問日時:
- 2013/12/19 11:50:12
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- 残り時間:
- 6日間
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- 47
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回答
(2件中1〜2件)
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他の回答者を批判するのは,あまり良くないかもしれませんが,どうしても気になります。
kguoukさんは,同じ問題に,どうして誤った指摘を繰り返すのでしょうか?
この質問の場合,もちろん,01のコード化(ダミー変数化)によってt検定することも可能です。実際の分析例が,私の知恵ノートに書かれているので,y_m_y090207さんは,ざっと見て下さい。
母比率の検定: Excelによるカイ二乗検定,二項検定,Z検定,t検定,逆正弦変換検定の利用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n197899
そこにも書いてあるとおり,本問のようなケースは,比の差の検定になりますが,データのコード化によって,近似的にはt検定もできます。あるいは,逆正弦変換検定を利用してもよい。
余計なお世話かもしれませんが,その知恵ノート冒頭に書いた,理解していない回答の例というのが,kguoukさんの以前の回答。
今回の回答と,ほぼ同じケースです。
話を戻して。
ただし本問の場合,対照群と実験群との多重比較になります。だから,よく使われる方法としては,Dunnett の多重比較があります。それに従うと良いと思います。
参照
http://minato.sip21c.org/medstat/how-to-multcomp.pdf
******
回答者に言うのも変ですが,kguoukさん,ありがとうございます。
1点だけ,補足。質問者も参考にどうぞ。
>0と1は異質のものであり、
>平均を求めても意味がない
0と1のコード化によって,その平均を求めるとき,母集団比率を推定する問題が,母集団平均を推定する問題に帰着されることは,ごく初等的なテキストにも書かれています。
例えば,
統計学―見方・考え方 (日評数学選書)
脇本 和昌 (著)
p. 125
kguoukさんが,もし研究者または教育者の端くれなら,単に,個人的見解で回答せずに,公の出版物や論文等で記述された説明でお願いしたい。質問者にとっても,他の回答者にとっても,ここだけでなく,論文等を書くときに,そのような情報は非常に有益です。
******
kguoukさん,再度ありがとうございます。
>このデータなら、教科書的にはカイ2乗検定をします
教科書的には,そうしません。
対照群と実験群の比の差の検定に,カイ二乗検定するのは,通常の方法ではありません。
そういう教科書があったら,教えて欲しい。文献を挙げずに言うのは,おかしいのでは?
ノンパラメトリック法ー新しい教育・心理統計 (岩原信九郎 著: 日本文化科学社)p.117 でも,このような「対照群と実験群の比の差の検定」に,カイ二乗検定ではなく,逆正弦変換と Dunnett の t-分布表を用いる検定を示しています。
初心者と言うなら,回答しないほうが良いかと・・・
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- 編集日時:2013/12/20 19:39:54
- 回答日時:2013/12/20 14:44:55
kguoukさん
>これはt検定でいいのですか?
よくない。
t検定は、データは数値を合計し、その平均を・・・と続きます。
ここで1円をもっている人が3人、0円の人が2人の場合、合計すると3円。これは、3円として使えます。
しかし、1と回答した人が3人あつまれば、3になりますが、出現が3すなわちウルトラ出現なんぞはありません。
するか、しないか、は名義尺度でしょう。名義尺度を合計するのは間違いです。
ただ、世間ではやっている場合もあり、呆れていますが。
<補足>
反論が書かれていますので、追加します。
t値の計算時に、各群の値の平均を算出する必要がありますが、この場合の0と1は数字なので同質に見えますが、異質のものであり、ミカンと柿の所持数の平均を求めるようなもの。平均を求めて比較しても意味がない、というのが持論です。世間では、アンケートなどで、平気でやっていますが。
さらに、検定には前提条件を満たす必要があり、t検定の場合は集団(実際にはデータ)が正規分布に似たt分布をしている必要が降ります。これは、教える際には面倒なので省略することもあるので、まともな(=分厚い)教科書で確かめてください。
データとして、0と1しかない集団が、t分布をしているとは想えない。その集団を対象に、t検定は不可。
繰り返しになりますが、決定的なのは、このようなデータは順序尺度。順序尺度では、t検定は不可。
0+1=1 1+1+1=3 ですが、この場合の1の人を3人集めても、3にならない。
<補足の追加>
しつこくて、嫌われそうですが、
このデータなら、教科書的にはカイ2乗検定をします。
検定の目的は、有意差を見つけること。
t検定の方が、カイ2乗検定より有意差を見つけやすいのに、カイ2乗検定をワザワザするのは、適用するのが誤りだからです。適用できるのなら、すくなくとも「有意差をみつけやすいt検定を適応すべき」との記述があるハズ。
t検定が利用できるのなら、カイ2乗検定は有意差を出しやすいt検定で代用できる⇒カイ2乗検定の章は、教科書から不要になります。
私も初心者なので、あとはご自身で判断してください。何より、指導者に訊いて下さい。
- 違反報告
- 編集日時:2013/12/20 19:03:19
- 回答日時:2013/12/20 12:45:27
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