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韓国 日本の集団的自衛権で「深刻な憂慮」12月19日 22時54分
韓国の国会は、日本で集団的自衛権の行使容認が検討されていることについて、「深刻な憂慮」を示すとともに、アメリカに対しても、韓国の憂慮を払拭(ふっしょく)するよう日本に働きかけるべきだとする決議案を賛成多数で可決しました。
この決議案は、19日開かれた韓国国会の本会議に提出されたもので、日本で集団的自衛権の行使容認が検討されていることについて、「深刻な憂慮」を示すとともに、「日本政府は軍国主義化を進め、過去の歴史を否定している」と断定し、「即刻中止するよう警告する」などとしています。
また、アメリカ政府に対しても、韓国の憂慮を払拭(ふっしょく)するよう日本に働きかけるべきだとしています。
決議案は、採決の結果、賛成多数で可決されました。
韓国では、アメリカが日本の集団的自衛権の行使を巡る動きを歓迎したことに衝撃を受け、メディアを中心に日韓関係の改善を模索すべきだとの声も出るようになっていますが、今回の決議案の可決は、日本への強い警戒心を改めて示すものとなりました。
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