蹴球探訪
恩師セフ・フェルホーセンさんが語る本田圭佑(12月2日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】あぶさん ユニホームを脱ぐ 41年976話 来年2月で終了2013年12月20日 紙面から あぶさんがホークス退団−。漫画家の水島新司さん(74)が描く人気野球漫画「あぶさん」の主人公、景浦安武1軍助監督が今季限りでホークスのユニホームを脱ぐ。20日発売の「ビッグコミックオリジナル」(小学館)の最新話で明らかになり、来年2月5日発売予定の同誌で連載が最終回を迎えることも明かされる。1973年の連載開始から来年で41年。現在67歳とされ、選手やコーチとしてホークス一筋を貫いてきた大打者の半生絵巻は、976話でついに幕が閉じられる。 37インチの長尺バット「物干しざお」を持ち、バットのグリップへ含んでいた酒を吹きかける「酒しぶき」をして打席に立つ−。ファンに強烈な印象を与え続け、タカとともに生きてきた男がついにホークスのユニホームを脱ぐ。20日のビッグコミックオリジナルで掲載される第973話「鷹と翔んだ41年」で、景浦1軍助監督がホークスを退団。同話を含む残り4話で連載終了となる。 スポーツ漫画として異例の41年という超長寿作品。「実際のプロ野球をリアルタイムで漫画化した初めての作品だったと思います」と作者の水島さんがコメントしたように、単なる野球漫画の枠にとどまらず、実際のプロ野球史とともに歩んできた。 王貞治球団会長をはじめとする歴代の監督や選手が多数登場。2009年に62歳で引退した際は秋山監督に真っ先に辞意を伝えた。現実に球団もその思いに応えるように、同年の本拠地最終戦だった10月6日のオリックス戦後にヤフードーム(現ヤフオクドーム)で「背番号90 景浦安武引退セレモニー」を実施。秋山監督から水島さんに花束を渡され、現在も背番号90は“永久欠番”のように扱われるなど愛されてきた。 「数え切れないほどの多くのプロ野球選手の皆さんから応援と協力をいただきながら、この作品は育ってきたように思えます。長い長い41年間でした」。水島さんの感謝は尽きない。 27日に第105巻が発売される予定の単行本も、来年3月の第107巻が最後。大量補強で新戦力が次々と加入するチームの陰で、生え抜きの男がチームを去る。 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|