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王座戦の混乱 亀田側「ルールは前日確認」
12月19日 21時32分

ボクシングの亀田大毅選手が、統一世界タイトルマッチに敗れながら王座にとどまり、混乱した問題で、亀田選手のジムの弁護士が、試合前に、勝敗にかかわらずチャンピオンでいることを把握していた経緯を明らかにし、試合前日のルール会議で確認済みだったと主張しました。

IBF=国際ボクシング連盟のスーパーフライ級のチャンピオン、亀田選手は、今月3日の統一世界タイトルマッチで、試合前の計量で失敗したベネズエラの選手と対戦して、亀田選手は敗れました。試合を管轄するJBC=日本ボクシングコミッションは、亀田選手が敗れた場合は、亀田選手はチャンピオンでなくなると、試合前にIBFから説明を受けていたとしています。
しかし、IBFのルールでは、挑戦者が計量に失敗した場合、チャンピオンが負けても王座を失わないことになっていて、亀田選手はチャンピオンのままでいることになり、混乱が生じました。
亀田選手側はこのルールのことを試合前に把握しており、その経緯について、19日、亀田選手のジムの弁護士が報道機関に対し文書で明らかにしました。
それによりますと、試合前日のルール会議で、亀田選手と相手選手の陣営共に、IBFのルールで試合が行われることを確認し、さらに、勝敗にかかわらず亀田選手が王座にとどまることは口頭でも確かめられたと主張しています。
ただ、JBC側は同じ会議の場で、敗れた場合は王座が空位になると説明を受けたとしていて、食い違いがあります。
亀田選手のジムの弁護士は、事実を正確に把握するため、JBCと共に調査を進めていくとしています。

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