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元関東連合リーダーに実刑 懲役11年、六本木襲撃事件

 東京・六本木のクラブで男性が暴行され死亡した事件で、傷害致死罪などに問われた暴走族グループ「関東連合」(解散)の元リーダー石元太一被告(32)の裁判員裁判で、東京地裁は19日、懲役11年(求刑懲役22年)の判決を言い渡した。

 事件の直前に現場を離れており、共謀が成立するかどうかが争点だった。鬼沢友直裁判長は判決理由で「対立する人物らしき男が来店したとの情報を入手して実行犯らに伝え、集合状況も認識していた。共謀したとして責任を負うべきだ」と指摘。その上で「実行犯らを操った黒幕とまでは言えない」とした。

 判決言い渡し後に裁判長が「ものすごく慎重に検討して議論した結果です」と説諭し、石元被告はうなずいた。だが閉廷後、傍聴席に向かって「納得できない。悔しい」と不満そうに話し、法廷を後にした。

 事件では、元メンバーら9人が傷害致死罪で起訴され、既に石元被告以外の8人が懲役8〜15年の判決(いずれも控訴)を言い渡された。

 判決によると石元被告は昨年9月2日未明、関東連合の元メンバーらと共謀してクラブに侵入し、飲食店経営藤本亮介さん=当時(31)=を対立する人物と間違えて頭や顔を金属バットなどで殴り、死亡させた。

 石元被告は別の詐欺事件の区分審理で有罪の部分判決を受けていた。

[ 2013年12月19日 13:54 ]

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