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【グラニュース】来季グラ加入の矢田、別格!!2013年12月19日 紙面から
第62回全日本大学サッカー選手権の2回戦8試合が18日、神奈川県平塚市のBMWスタジアム平塚などで行われた。来季名古屋グランパス入りする明大4年のMF矢田旭(22)は宮崎産業経営大戦で2得点にからむ活躍を披露。3−0の快勝劇の原動力となり、目標の大学日本一へ一歩近づいた。 「大学屈指のMF」という看板に偽りはない。学生最後の大会で矢田が別格の輝きを放った。前線右サイドで先発すると、後半2分に敵陣深くからのピンポイントクロスで先制点をお膳立て。39分にもドリブルからのラストパスでダメ押し3点目をアシストした。 グランパスMF小川らを育てた明大の神川監督は「彼が一番攻撃のポイントをつくってくれた」と最敬礼。一方の矢田は「中に切れ込んでシュートを決めたかった。(左利きで)右サイドに置かれている理由はそこなので」と不満も口にした。強い向上心の表れだ。 実はコンディションに不安を抱えていた。10月に左ひざ半月板を損傷し、本格的に練習を再開したのは12月に入ってから。「今でも多少痛みはあります」と矢田。故障を抱えながらの好プレー連発で、精神的なタフさも実証した。 今大会と並んで大学サッカー界の2大タイトルとされる8月の「総理大臣杯」で、明大は準優勝に終わった。矢田は「目の前でカップを掲げられたのが悔しい。この大会は優勝しか考えていない。そうすれば、すっきりとプロへ進める」 取り残した大学日本一の称号を手みやげに、プロの門をくぐる決意だ。 (木村尚公) PR情報
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