ソマリア沖海賊対策先遣隊出発12月18日 12時24分
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アフリカのソマリア沖での海賊対策のため、陸上自衛隊の道内の部隊が初めて派遣されることになり、18日、先遣隊の隊員が旭川空港を出発しました。
ソマリア沖の海賊対策で派遣されるのは、留萌市に駐屯する陸上自衛隊第2師団第26普通科連隊の隊員など、およそ70人です。
18日は現地で引き継ぎを行うため、先遣隊の5人の隊員が家族などの見送りを受けて旭川空港を出発しました。
ソマリア沖のアデン湾での海賊対策では、自衛隊が平成21年から部隊や艦船を派遣していますが、道内の部隊が派遣されるのは今回が初めてです。
隊員たちはおよそ4か月間、アフリカ東部のジブチにある自衛隊の活動拠点の警備などにあたります。先遣隊の第2後方支援連隊の川口善也1尉は「家族からは無事に任務を果たして帰ってきてほしいと言われました。日本の国益になる任務なので、しっかりと役割を果たしたい」と話していました。
主力部隊の隊員は、このあと、来年2月に出発する予定です。