蹴球探訪
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【大リーグ】マー君報道、米国内で再過熱 野球専門誌は“裏技”指南2013年12月19日 紙面から マー君の報道が米国でも過熱している。楽天が田中将大投手(25)のメジャー挑戦を容認するのかどうか注目が集まる中、17日の米報道もヒートアップしている。米紙LAタイムズ(電子版)は「田中はいまだに中ぶらりん」の見出しで、決着が付かない状況を「いつになったら終わるのだろう」と報道。新移籍制度では入札の上限額が2000万ドル(約20億円)に定められたため、複数の米メディアは、楽天がより多くの金額を得るための“裏技”を紹介するなど混迷の度合いを深めている。 ◆残留の道も険しいマー君はメジャー挑戦できるのか−。いまだ先が見えない混沌とした状態に、米報道もオーバーヒート気味だ。 米紙LAタイムズ(電子版)は「田中はいまだに中ぶらりん」の見出しで「これはいつになったら終わるのだろう」と嘆息。「楽天は、田中がアメリカンドリームを実現できるよう望む日本中の世論の重圧に間違いなく直面する」と報じる一方、「楽天が田中の残留にこだわるならば、『NPBが大リーグからひどい条件をのまされるという“いじめ”を受けたからで、楽天はNPBのために立ち上がる』と世間に納得させなければならない」とした。 新制度では、上限入札額が2000万ドル(約20億円)に設定されたが、米メディアの大方は、旧制度ならば田中の入札額は6000万ドル(約60億円)前後と推定。楽天の見返りがあまりに少ないため、これを是正する“裏技”も紹介されている。 ◆年俸キックバック?米誌スポーツイラストレーテッド(同)は「入札額が減った分の補償として、田中が年俸の一部を楽天にキックバックすることは完全に可能だ」と伝えた。 さらなる“ウルトラC”を提案したのは、米専門誌ベースボールアメリカ(同)だ。 <1>楽天は保有権を放棄しても痛くない程度の支配下登録1選手(A)を田中と同時に入札にかけ、Aの代理人は田中と同じにする。 <2>楽天は、Aの入札額として最低1500万ドルを求めた上で、Aがメジャー契約(メジャー最低年俸の1年契約でも可)した後でなければ、田中はメジャー契約しないと事前に通告しておく。 <3>楽天は2人分で計3500万ドルの入札額を手にする。 ◆“パッケージ契約”同誌によれば、これはラテンアメリカ出身の選手がメジャー球団と契約する場合によく行われる“パッケージ契約”という手法だという。これが抜け道となるかは疑問だが、今回の新制度があまりにも楽天の立場を無視した“悪法”だというのは、米メディアの一致した見方のようだ。 PR情報
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