ケーブルテレビチャンネルなどに出演している女性タレントのピョン・ソウン(22)が18日、韓国鉄道公社の水西発韓国高速鉄道(KTX)子会社設立と関連、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に対し「そんなに(鉄道を)売りたいなら体でも売れ」と発言、後に謝罪した。ピョン・ソウンは同日、フェイスブックに「国はどうなるのか。(鉄道が)民営化しても電車代は変わらないから乗れって? あきれた話…国民の税金で作ったものをなんで売るの? そんなに売りたいんなら、いっそ姉さん(朴大統領)の体でも売れよ」と書き込んだ。この発言に対し、ネット上で「国家元首に対してなぜこのような妄言が言えるのか」などと激しい批判が相次ぐと、ピョン・ソウンは「思慮が足りなかった。心から申し訳なく思います」と謝罪した。
ピョン・ソウンは昨年2月、「ソウンと一緒に調べる青年比例代表」という映像に出演、民主党青年比例代表制度を紹介した時も問題になった。しかし、この映像は民主党青年比例代表選抜に応募した人物の個人的な映像であることが分かった。民主党関係者は「青年比例代表に応募した人物が自分で個人的に制作した映像で、民主党とは関係がない」と説明している。