トップページ科学・医療ニュース一覧イプシロン打ち上げ能力向上へ
ニュース詳細

イプシロン打ち上げ能力向上へ
12月19日 4時10分

イプシロン打ち上げ能力向上へ
K10039481711_1312190906_1312190910.mp4

ことし9月、打ち上げに成功した新型の国産ロケット、イプシロンについて、文部科学省は国際的な競争力を高めるため、打ち上げ能力を20%向上させる改良を行うことになりました。

イプシロンはJAXA=宇宙航空研究開発機構が12年ぶりに開発した新型の国産ロケットで、ことし9月、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。
このイプシロンについて、文部科学省は国際的な競争力を高めるため、打ち上げ能力を20%向上させるなどの改良を行うことになりました。
具体的には3段あるうちの2段目のロケットの能力を強化するほか、衛星を格納できるスペースも広げ、従来より大きな衛星を打ち上げられるようにします。
文部科学省は、こうした改良にかかる費用のうちおよそ18億円を今年度の補正予算案に計上し、平成27年度中の完成を目指しています。
また、補正予算案には、基幹ロケット「H2A」のエンジンの改良などにも、およそ47億円を盛り込んでいて、文部科学省ではこうしたロケットの能力の向上により、衛星打ち上げ需要の取り込みを図りたい考えです。

[関連ニュース]
k10013948171000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ