新年度予算で自民党議員に要請12月19日 19時15分
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編成作業が進められている国の新年度・平成26年度予算案をめぐって、高橋知事は、19日、道内選出の自民党の国会議員らの会合に出席し、北海道開発予算について道の基幹産業である農林水産業などを振興させるため、要望額の満額を確保するよう要請しました。自民党本部で開かれた19日の会合で、高橋知事は、新年度・平成26年度予算案について8項目の道の要望を説明し、要望額の満額を確保するよう協力を求めました。このなかでは、北海道開発予算について、基幹産業である農林水産業などを振興させることや、比較的、地震などの自然災害が少ない北海道を災害時の企業や自治体のバックアップ拠点に整備することを求めています。
また、北海道新幹線の札幌延伸の工期の短縮や、TPP・環太平洋パートナーシップ協定で北海道にとって重要な品目の関税が維持されるよう万全な対応を行うことなども求めました。
国の新年度予算案は今月24日に閣議決定される見通しです。
要望のあと、高橋知事は「TPP交渉が年越しし、米をはじめとする農政の大転換が迫るなど農業が難しい時期を迎えるなか、われわれの声が国に届くことを期待している」と述べました。