関空滑走路が一時閉鎖12月19日 13時21分
19日午前、関西空港で、離陸しようと滑走路に入ったアメリカのフェデックス社の貨物便が機体の不具合で離陸を中止しました。
滑走路に金属片のようなものが散乱していたため、空港では2本ある滑走路のうち1本をおよそ1時間にわたって閉鎖しました。
19日午前10時すぎ、関西空港で、アメリカのフェデックス社の貨物便が離陸しようと、いったん滑走路に入りましたが、機体の不具合がわかり、離陸を中止してスポットに引き返しました。
空港が滑走路を点検したところ、金属片のようなものが散乱していたため、2本ある滑走路のうちの1本のA滑走路を閉鎖しました。空港では回収作業を進め、およそ1時間後の午前11時半前に滑走路を再開させました。
空港事務所によりますと、貨物便のエンジン部分のカバーが何らかの原因で外れ、これがエンジンに吸い込まれ、部品が散乱したとみられるということです。
国土交通省によりますと、左側のエンジンに損傷が見つかったということで、空港などはさらに詳しい原因を調査しています。