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うその調書で警部補在宅起訴へ
12月19日 06時35分

うその調書で警部補在宅起訴へ
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堺警察署で起きた公務執行妨害事件をめぐり、2回にわたってうその調書が作られた問題で、大阪地方検察庁は、うその調書を作るのを指示した警部補を虚偽有印公文書作成などの罪で在宅のまま起訴する方針を固めました。当時の署長や副署長については、起訴猶予にする方針です。
去年12月、堺警察署の留置場で、勾留中の男が警察官に暴行した公務執行妨害事件をめぐっては、対応が適切だったと装うため、2回にわたってうその調書が作られ、警察は、堺警察署に勤務していた9人の警察官が関わったとして書類送検しています。
これについて、大阪地方検察庁は、うその調書を作るのを指示した呰上和彦警部補(51)を虚偽有印公文書作成などの罪で在宅のまま起訴する方針を固めました。
一方、仲井清前署長(59)と古川正樹前副署長(60)については、不正が明らかになったあと、警察本部に事実を報告していることなどを考慮し、起訴するまでの悪質性はないとして起訴猶予にする方針です。さらに、ほかの6人についても、関与の度合いが低いことなどから起訴猶予にする方針です。
大阪地検は、上級庁と協議して、こうした方針を正式に決めることにしています。