「餃子の王将」社長射殺:相次ぐトラブル、客や従業員と

毎日新聞 2013年12月19日 11時38分(最終更新 12月19日 11時56分)

 「王将フードサービス」は厳しい研修や労働管理でも知られる。今年2月には、休職中の男性社員が「月100時間を超える時間外労働を強いられ、うつ病になった」として、会社に約2300万円の損害賠償を求めて京都地裁に提訴した。

 店舗での従業員や客によるトラブルも相次いだ。昨年12月、「餃子の王将」金沢片町店(金沢市)で、男らが店内で全裸になり写真を撮影し、画像がインターネット上に流れた。店内を混乱させたとして、石川県警は今年11月、20〜30代の男7人を威力業務妨害容疑などで書類送検。事件後、同店は閉店した。また、今年9月、新潟近江店(新潟市)で、20代の男性社員が店内の冷蔵庫に入って自身を撮影し、画像をインターネット上に公開したことが判明。同店は一時休店した。【後藤豪】

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