1<チェルノブイリの今~福島>「謎の甲状腺がんが増えているんですよ、福島で」12/9野呂美加さん(動画・文字起こし)福島県猪苗代町

平成25年12月9日 福島県猪苗代町主催
野呂美加さん(NPOチェルノブイリへのかけはし代表)講演




こんばんは、北海道から参りました、チェルノブイリへのかけはしの野呂と申します。
私たちは19年間チェルノブイリで被災した子どもたちを、北海道へ保養に呼んでいました。
その保養の形式は、1ヶ月間ホームスティ形式で子どもさん達をお預かりすると。
各家庭に2名ずつ。
海外家庭保養というのは、ドイツ・イタリア、
もういろんな国がチェルノブイリで被災した子どもたちをお預かりして、
夏休みの間その地域に保養に出る年齢、小学生ですね。
海外の航空運賃が半額に。
36万人ぐらいいると言われていました、小学生ですね。
そしてその子どもたち、夏休みはほとんどもぬけの殻だった、ベラルーシの汚染地帯ですね。
もぬけの殻だったというふうに言われています。

それぐらい、沢山の国の人が子どもたちを助けようという事で、
夏休みに訪ねていったら、
その地域に子どもたちはもぬけの殻であるという位に子どもたちは保養に出ていました。
特にドイツは陸路で、バスを何10台も連ねて学校ごとに子どもたちを連れていくっていう感じですね。
30日間。
ですから、その数字で言ったら関東を含めて子どもたちの保養がありました。

これはどういうことか?と言いますと、小さい子どもたちにとって、
ま、大人もそうなんですが、
放射能というのは、人工的な放射能はあるかないかなんです。
生態系の中に放射能を入れてしまったら、どこから子どもの身体の中に侵入するか分からない。
ですから「このままいて大丈夫」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、
見えないから分からないだけなんですね。

小児甲状腺がんというのは先程種市先生がおっしゃいましたけれど、
「適切な治療がなされた場合は予後がいい」というのはお医者さんの言葉で「死なない」という意味だと。
私もいろんなお医者さんに聞いていて「予後がいい」というのはどういう意味かというと、
「死なない」という意味だと。

でも皆さん考えてださい。
未来のある子どもたちがひとつの臓器を切り取られて、
一生涯、一生涯スクリーニング検査を受け続けなければいけないんです。

再発していないか、転移していないか?
そういう人生を東日本の子どもたち全員に与えてしまったという事ですね。
そういう未来をこの東日本の子どもたちに与えてしまった、私たちは。
それを「見たくない」、「聞きたくない」、「そんな事言うな」、「煽るな」という人がいるかもしれませんが、
発見を早くしてあげる事で、
どこまで転移しないで初期の段階で見つけてあげる事が出来るかというそういう状況です。

それで今、福島医大で手術した子のお母さんから聞きましたが、
「病気の説明は何もされない」
とにかく手術に来なさいと言われて切り取られる。
一体どういう状況なのか何の説明もない。
半分、甲状腺を半分切り取られた時は、開けた時にはもうリンパに転移している。
そして、進行が早いですからリンパに転移している。

私たちがベラルーシに行って聞いてきたのは、
転移していて、リンパから肺に転移するスピードがすごく速い。
だから早く見つけてあげないと子どもは甲状腺がんだけじゃなくて肺の方にも行くと。
で、もっと発見が遅かったら骨にまで転移する。
「全身に転移するよ」と、子どもの場合は。
だから急いでスクリーニングをやっている訳ですね。

それで、その手術をされたお子さんにその危険性を福島医大では伝えていない。
「もう治りました」というふうに伝えている。
お薬をどうして飲まなきゃいけないのかという説明もされていない。
でもお医者さんに聞くと、その薬を飲む事で甲状腺ホルモンの薬を飲むことで、抗がん剤のような作用をして、
その癌が大きくならないような重要な役割もあるのに、お子さんに対して飲むような説明もしていない。

そしてお母さんがどういう病状であるかという事を尋ねたら、
お医者さんがしかりつける「黙って言う事を聞け」というような状況ですね。
未来のある子どもが将来のリスクを背負ったのに全然説明もされないで、
「任せている」という事はそういう事なんですね。

で、これは今なぜこのような事が起こっているか?というと、
責任を福島医大に押し付けている訳ですね、福島県に。
これは福島県の子どもたちだけじゃなくて、東日本全体、
もしくはあの時ヨウ素が付着したものを食べた子どもたち、
私たち大人も含めて全員リスクを背負わされました。
ですからこれは国民病になっていく。

まずどういう事が日本で出来ていないのかという事をお話しさせていただきます。

7:35
これはベラルーシの廃村です。
この廃村は事故から7年後に行ったんですが、途中で廃村にされたんですね。

これが私たちが事故から7年後に行った廃村になった村。
0.412マイクロシーベルト/h
この村で、今のように遊んでいる子どもたちの目がかすんで見えなくなって、
村の子どもたちが黒板の文字が一斉に見えなくなった。
それで、学校の先生が通報して、科学者たちがやってきて、
そうすると必ず調査するセクションがなるわけです。
セクションの人がやってきて土壌分析をして、「明日から廃村」と決まったわけですね。

子どもたちの目が見えなくなっただけで。
失明じゃないです。
視力が落ちてしまった。
それがいったいどういう病気なのか、私たちには教えてもらえない」と言っていました。
それが秘密保全法の先輩の国です。

ね、ベラルーシ。なぜベラルーシが秘密保全法の先輩の国になったか?と言ったら、
国民の健康が無くなってしまったからなんです。

データとして「この病気が増えた」と当然出てくるだろうと思って
お医者さんの人達は期待していられたみたいですが、そのような事はありません。
ちょっと読んでみますね。

顔面神経痛、網膜剥離、心筋梗塞で死亡したり、●てんかん、膠原病、バセドウ病、
倦怠感、急激な視力低下、嗅覚低下、心筋梗塞、白血病で死亡、肺がんで死亡、
歯に歯周病、ほくろが増えた、記憶力低下、白血病、脳こうそく、すい臓がん、
声が出なくなった、話が三回転する、同じ事を何回もいう、急な腹痛、
性格が凶暴になった、トイレが近くなり尿が我慢できない、尿漏れ、歯が痛い


これらがですね、福島の人達の症状です。
これがチェルノブイリなんです。
みんながこういうふうになってしまうのがチェルノブイリだったんです。

子どもたちもこういうふうになる。
これを体系的にあらわすというのは私は不可能だと思います。
自分は子どもたちの故郷に入っていって「そんなことはできない」
また、まさしくですね、さらに事故を小さく見せたい人達がいる。
それが原発を売っている人達ですね。
日本だけじゃなくて世界中にいます。


次に現地を、
チェルノブイリの人達の今の生活を

11:25~動画(↓以下字幕書きうつし)
1986年4月26日 チェルノブイリ原発事故
現在のウクライナにあるチェルノブイリ原発事故により、多くの被害が広がった。
大量に放出された放射性物質は広島原爆の500倍と言われている。

2008年3月
「ベラルーシ共和国」へ支援に向かう事になった。
ウクライナの隣国であったが、風向きにより、国土の70%が汚染され、最も被害を受けた国だ。

スモルニコワ先生との出会い。
マザーテレサのような人で、子どもたちを助けるために日々走り回っている。
事故当時、唯一汚染地に残り、人々を助けた医者でもある。
現在ベラルーシでは出生率を死亡率が上回り人口減少が進んでいるという。

スモルニコワ先生に案内してもらい、病気の子どもたちにマフラーを渡しに行く。

バーニャは放射能の影響で普通の子どもよりも身長が低く体の成長が遅い
彼のお姉ちゃんもまた放射能の影響で心臓病を抱えている。
2度の日本での療養により随分回復した。

リューバは孤児で先天性の視覚障害多くの病気にかかっている。
こんな小さな体で腎臓をひとつ摘出し、身体も本当に弱い。

ジーマは最近病気が悪化し、3日に一度の透析を行わなければならない状態。
体力もなく、ずっと暗い表情を浮かべていた。
こどもの話をする度に涙がこらえきれないジーマの母親。
ジーマが日本に保養に行った時に使ったボロボロの露和辞典をくれた。

髪の毛が薄くなかなか伸びなかったイーラは日本への保養で大きく回復した。
久しぶりの再会に感動の涙が止まらない。

孤児院を訪問

大地や水が汚染されているという事がどれほど大変なことか、
親戚家族の多くが病気になる事がどれほどショックなことか、
想像できないほどのストレスを抱え、多くの親がアルコール依存症となり、
こどもを育てられなくなった事が孤児が増加する一番の原因だという。

ナージャの母親は一度離婚し、再婚した新しい父親に母を殺された。
その後新しい母親にしだてられるが、虐待を受け自ら逃げ出した。
現在は優しい里親に出会い、安心して生活を送れるようになった。

ここは原発事故により移住してきた人が最も多い都市。
この女性のご主人は汚染地のマンション建設に携わって被ばくし亡くなった。

行く先々で目には見えない二次災害・三次災害が沢山あることを痛感した。

3月26日
通常は侵入できない原発から30kmのエリアに入れることになった。
汚染されている森
数十万人が強制移住を強いられ、沢山の村が埋め立てられた。
取り残されて泣いているような廃墟。
奪われた何気ない日常。
基準値の100倍以上もの放射能度。
「2.44マイクロシーベルトですね」

チェルノブイリ原発4号炉が肉眼でも見える場所まできた。
チェルノブイリ原発から8km地点。
ここは悲しみの気が充満している。
壊れそうなくらい寂しさが襲ってくる。
22年経った今でも多くの悲しみが残っている。

彼等の苦しみを理解することはできないかもしれない。
それでもみんな一生懸命生きている。
夢や願いを持っている。

人は夢を持った時にキラキラ輝けるし元気になる。
夢を持つ心が増えれば必ず平和が拡がります。
「先生になりたい」
「女優になりたい」
「子どもの世代では戦争が無くなりますように」
「世界の国々が協力して地球環境問題に取り組んでほしい」
「母親として、地球上のすべての人の幸せと健康を祈ります」
「私たちの上には平和な空が、足元には緑の大地があり続けて欲しい」
「地球上のすべての人が平和で互いに優しさを持ち健康でいられるよう」

出会った方々から大切なメッセージをもらった。

「日本にもベラルーシにも原発が無くなりますように。
 安全だという保障なんてどこにもありませんから」

「大切なことは助けたいという衝動が国境さえも超えて怒っているという事なの」

「悲劇の原因は隣の国にあるのに、放射能がこの国に飛んでくるのです」

そう、空には国境なんてない。

「これはベラルーシ、ウクライナ、ロシアだけの問題じゃないんだ。
 原爆で放射能の悲惨さを体験した日本の問題でもあるんだ」

「日本の長崎・広島とベラルーシの問題は同じです。
 だからこそ、そのつながりが年々強くなっていっています」

日本とチェルノブイリが繋がる意味を痛感した。
大きな被ばくを唯一経験したのは日本とチェルノブイリだからだ。

原発が55基もある日本
地震大国日本
ぼくらがチェルノブイリで見たものは日本の未来で起こりうるー。
“現実”なのかもしれない。

これ以上悲しむ母親の姿は見たくない。
地球の未来と子どもたちの未来を僕らは本気で考えていかなければならない。
この純粋な笑顔を守るために。




これは5年前ですね。
まだ日本で事故が起こっていなかったときに、
若い人たちがマフラーを持って子どもたちを訪ねて行ったという、そういう映像なんですけれども、


ちょっと甲状腺がんの事だけ気になるので、お話しさせていただきます。
これはチェルノブイリで先程言いましたが、
測って、その地域に異常が出た場合に、ちゃんと責任あるセクションがあるんですね。
そしてその子どもたちの異常を調べて、土壌調査をして、
そして異変があった場合、国民には告げないけれどもそれなりの責任はちゃんと取るということですね。
閉鎖をするという事は、代替の土地も国が用意します。

そうやって国としておとしまえをつけてきたんです。
旧ソ連3国は。
だからお金が足りなくなって潰れたんです。
あれは単なる政変で崩壊したんじゃないんです。
チェルノブイリ事故対応を科学者主導でまじめにやったら国のお金がもたなくなった。

日本のように土建会社にお任せして、税金でお任せして
土をスコップでほじくり返しているだけじゃ絶対に事故は終わりません!


これはもう本当に、こういう段階に来ていて、
子どもたちの身体に異常をきたしている。

2013121811.jpg

百万人に一人しか出ないと言われていたガンが、こういうふうに出ている。
この赤い印で出した所が、黒い数字の所が異常じゃないという事です。
だけどこの赤いところ、特に大玉村
村から一人出ている。
検査している子どもの数からいって異常は確実なんですね。

今月の20日か、20何日に、
岡山大学の統計学かなんかの先生と、福島医大の鈴木(鈴木眞一)先生が討論されるといっていますが、
そんな事は医者や科学者の世界ですから、10年、20年かかったってやってるんです。
そんな事はどうだっていいんです!
放射能が原因じゃないんだったら、

謎の甲状腺がんが増えているんですよ、福島で。

だったら土壌の調査をして、
子どもたちを安全なところに動かさなければいけないところにきてるんです。


このままだったらどんどん子どもたちが発病し続けますよ。
自分の臓器を切り取られるというのは、
私たち大人は「ああ、不摂生だったな」とか、なんとか心は耐えられるけど、
10歳未満の子どもたちがそういう目にあうという事は、
どれだけ精神的にストレスで、自殺する子だって出るでしょう。

そんな、お医者さんに何の説明もしてもらえないで、
いきなり病院に行って「再発してる」って言われたら、
一生懸命頑張って「行きなおそう」と思ったところ、また頭をガーンって打たれる訳ですよね。
その時の検査たるものや、ハンパじゃない位に辛いですよ、聞いてきたら。

ものすごい高い濃度の放射性ヨウドを飲まされて、隔離されるんですよ、1週間。

このちっちゃい子どもたちがお父さんお母さんと離れて、
その子たちが触ったものさえ触れない位の高い放射能の検査を受ける。

一生ね、ホルモン剤を飲み続けなければいけない。
お姑さんに内緒で甲状腺検査を受けに行くと、そういうつらい体験を語って教えて下さった方がいまが、
これはちょっとグラフげ見えにくいかもしれませんが、
これが1986年です。
そしてこっちが2000年。

2013121812.jpg

事故当時ゼロ歳から18歳まで、この子どもたちの事を小児甲状腺がんというんですが、
もう事故から4~5年後にものすごいピークがやってくると、
そのピークの時に発症するのはこのちっちゃい子たちなんですね。
こんな、10歳未満の子どもたちが手術台に上がっていく。
これがチェルノブイリなんですよ。

分からないんです。
日本はこの位だから分からないとか何とか分からない。
その分からない理由の一つはこの人達は白人だったんですよ。
黄色人種はどうなんだ?
という事を知りたい人達が、子どもたちにヨウ素剤を飲ませなかった可能性もある。

まさかそんな・・・、まさかそんな・・・。と私も思いましたよ。

でも山下(山下俊一)さんという方は、チェルノブイリのベラルーシの医者を育ててきた方なんですよ。
長崎に呼んで手術の仕方を教えたり、診断技術を教えてきた人が、
分からないわけないじゃないですか。

だから最初の頃にちょっとティーンエイジャーの人達が発症して、
その後のピークは子どもたちが引き受けてくると。
これは大変なことなんですね。
そしてこういう事は、私は本当に、
なぜすごく苛立たしいか?というと、
これに秘密保全法が起こったら、もうこの話も出来ないし、
子どもたちが一体何人発症したかを話しただけで逮捕される。
だから鈴木(眞一)先生はもう何も言わなくて良くなってしまう。

で、子どもたちはただ切り取られて、実験材料にされていく。
なにもやらなければ、また再発してやってくる訳ですね。
どの位の速さで再発するか?

私が聞いたのは、
「癌にならない、体にいいと言われたものは飲ませないように」って言われたの、子どもに。
だから私はお医者さんに聞いたんですね。
「手術した後にそういう事を言うというのはどういう時?」って聞いたら、
「データを取りたい時だよね」って。

こんなことを子どもの身体をとってやっていいんですか!?

リンパまで転移している子どもたちがいる!
開けたらもう転移している。
●がとった。
そんな話がもうゾロゾロあるのに、お医者さん達に説明しないんですよ、
県民健康調査で、どの位転移しているか。

それで放射能のせいだとか、せいじゃないだとか、なにやってるんだ!

だけどですね、秘密保全法というのは、国がつくる秘密保全もありますが、
自分たちでつくる秘密保全もあるんです。
家族が「言うな」「隠せ」「就職や進学の邪魔になる」そういう事を子どもに言う。
子どもは何の罪もないのに、「一生そんな事を秘密にして生きていけ」と。
病気のことだってまだ精神的に受け入れられないのに、そういう事を強制される。

福島の方はなかなか避難されない。
それはですね、福島の方を責める問題じゃないですね。
「避難する、しない」は国が決める事ですから。
国が政策をしなければいけない。

私たち素人にこれが危険かどうかなんていう事は判断できない。
病気になったら全部国のせいなんです。


だから、ベラルーシや旧ソ連はちゃんと政府が責任を取って、
命は無力です、全部。
日本はどうですか?
この一生検査し続けなければいけない子どもたちが20歳を過ぎて、
就職が見つからないとかお金がないとか言って、検査を受けなければ、
再発してしまったら手遅れになる。
そういう事が起こり得るわけですね。

私はベラルーシのお医者さん達に聞きました。
「肺まで転移して、すぐ見つけられなかったら、スクリーニングをして発見されなかったら、
 どうなるんですか?子どもたちはどうなるんですか?」
という事を聞いて歩いた。
黙っているお医者さんもいましたけれど、一人のお医者さんはこう言いました。
「血を吐いたら手遅れだよ」

だから、ベラルーシではいまだにスクリーニングをやっているんですね。

じゃあ、何が問題なのか?と言ったら、
こんなことはですね、日本のお医者さんはレベルが高いんですから、
さっさと研修を開いて、その地域その地域で半年ごとにスクリーニングをやらせるのがいいんです。
なぜ地域巡回で2年半ごとにやっているんですか!?
ベラルーシでは子どもたちは半年に1回スクリーニングをやってたんですよ、ピークの時は。

ところが、その「半年に一回スクリーニングをしなさい」と決めたのは、
日本のお医者さんのアドバイスに従ってなんですよ。
山下(俊一)さんがアドバイスしたんですよ!


もう、「小さい結節が見つかった時点でリンパに転移している」と、
自分で論文を書いてインターネットにもあがっているんですよ。


そして「ヨウ素剤は飲ませなくていい」。

でもこの間の朝日新聞になんて出ていました?
「アッチャー、と思った。日本の原発にはベントが付いていない、フィルターも付いてないのか」だって。
そんな事を確かめもしないで「ヨウ素剤を飲まなくてもいい」と言ったのか
誰のせいなんだ!
それに、その事の一つの問題があるんです。
山下さんの責任は問えないんです。
彼はボランティアなんです。
厚生省が決めるべき問題だった、あの事故の時に。
そして福島県にスピーディのデータを隠したとか隠さないとか、そんなのも茶番なんです。
「見えるべき数字がない」というふうに通達すべきだったんです、政府が。


ーーつづく







甲状腺がんの転移
「甲状腺がんの転移で息子を亡くしたウクライナの父」
原発から600km年間1ミリシーベルトを超えるか超えないかの地域
OurPlanetTV (文字起こし)



学童疎開
<松本こども留学>
「松本モデル」が全国に広がって欲しい12/17菅谷昭松本市長会見(文字起こし)



その他の野呂美加さんの文字起こしブログ

2011年7月 Our Planet TV
放射能で広がる異変「子どもたちに何が起きているか」野呂美加氏(内容書き出し)

2013年5月18日
「ここが0.08マイクロシーベルト/hだったら、ここはりっぱなチェルノブイリなんです」
野呂美加さん5/18ふくしま集団疎開裁判新宿(内容書き出し)







2013年12月4日 
「子どもの安全な場所での教育を求める ふくしま集団疎開裁判 記者会見」
文字起こしブログ

<避難するまでの経緯と変化>
これ以上「子どもを守りきることができなかった」と思う方を増やしてほしくないのです。
(音声&文字起こし)


<仙台高裁の判決から今日までのこと>
原発事故の最大の犠牲者はまず子供であり、将来に渡りこれからもずっと子どもです
12/4柳原敏夫弁護士(動画&文字起こし)


<保養を受け入れて>
去年よりも今年の方が子どもの健康状態はあまりよくないなという事は感じています。
12/4苅部しおりさん(文字起こし)


<ベラルーシと東日本>
だから福島だけが危ないのではなく東日本全域に小児甲状腺がんが発症する可能性がある
12/4川根眞也先生(文字起こし)


<政治的である前に人道的な事>
「お金のために未来はもう諦めている」それが国の姿勢です。
12/4山本太郎参議院議員(文字起こし)


<情報と知識と選択肢>
情報があるのに出てこない。出ているものすら精査されていないという状況。
12/4おしどりマコさん(文字起こし)


<1ベクレルの怖さ>
だからこれを身体の中に飲み込んだらどうなるのか?という事がわからない。
12/4元東電社員桑原豊さん(文字起こし)


<東京電力放射能事件>
本来であれば放射能から避難させなければならないのは、関係市町村長の責任なんですね。
12/4井戸川克隆前双葉町長(文字起こし)


<被ばくの強制>
この地球上に20ミリシーベルト/年という線量で“誰か住んでる”ところがあるんですか?
12/4柳沢裕子医師(文字起こし)


<チェルノブイリ事故27年の体験>
保養所に行きビックリした200人の官僚たちは日本に戻ってきて何か言ったのか?
12/4鎌仲ひと­みさん(文字起こし)


<子どもたちの保養>
補助金をどんどん打ち切っていくので私たちが横に繋がってやっていくことも非常に厳しい
12/4神田香織さん(文字起こし)








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テーマ : 放射能汚染
ジャンル : 政治・経済

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