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福島の小名浜港「輸入拠点港湾」に指定
12月20日 0時4分

福島県いわき市の「小名浜港」が、国が指定する石炭の「輸入拠点港湾」となり、今後、港の機能強化に向けて税制面などの優遇措置が受けられることになります。

19日は国土交通省で、太田国土交通大臣から福島県の佐藤知事に指定書が手渡されました。
「輸入拠点港湾」は、石炭など「ばら積み貨物」の輸入拠点として港の機能を強化するのがねらいで、小名浜港が全国で初めての指定になります。
今後は、港湾施設の拡張や整備の際に、固定資産税の減免や許認可手続きの簡素化などの優遇措置が受けられるようになります。
小名浜港では岸壁の水深を深くする工事が先行して進められていて、今回の指定で、港の機能がさらに強化され、将来は大型貨物船の入港も可能になると期待されています。
佐藤知事は指定書の交付を受けたあと、記者団に対し「震災で被災した県が産業の振興をしなければならないときに、大型の港湾ができるのは大きな励みになり、経済的な効果が東日本全体に広がると思う。復興をけん引してくれる大きな材料になるだろう」と述べました。

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