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防衛大綱と安保戦略 米は歓迎
12月19日 9時26分

政府が「防衛計画の大綱」と「国家安全保障戦略」を策定したことについて、アメリカ国務省のハーフ副報道官は、「日米同盟の強化という文言が入っていることを喜んでいる」と述べ、歓迎する意向を示しました。

政府が17日、防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」と外交と防衛の基本方針「国家安全保障戦略」を閣議決定したことについて、アメリカ国務省のハーフ副報道官は、18日の記者会見で、「ともに日米同盟の強化という文言が入っていることを喜んでいる」と述べ、歓迎する意向を示しました。
そのうえで、ハーフ副報道官は、「日本政府が各国に担当者を派遣して説明したことに注目している。防衛政策を発展させるのにあたり透明性を確保しようと努力している」と評価しました。
また、日本が軍事的な存在感を強めることによって、地域の緊張を高めるのではないかという質問に対しては、「そういう分析があることは承知しているが、アメリカの関心は、日本やほかの同盟国などと緊密に連携し、朝鮮半島情勢の安定や海洋の安全保障など、さまざまな課題に取り組むことにある」と述べ、アメリカとして懸念は抱いていないという認識を示しました。

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